サッカー・ワールドカップ2018-日本とポーランド-明暗くっきり

昨日のサッカー・ワールドカップ、日本対コロンビアの試合、見ましたか?

アイルランドでは午後1時からの放送でしたので、お昼休みの1時間だけ見ることができました。その後は、仕事をしながら、こっそりネットにアクセスしてちらりちらりと結果を見たりしており、2点目が入ったのを知らず。同僚のポーランド人Mちゃんと、最近入社したBちゃんに教えてもらうという形になりました。

world cup 1
やっほ~!(ネットより抜粋)

実はコロンビアは強いと聞いていたので、勝てないと勝手に思っていたのです。この間、どこかのランキングが低い国に負けてませんでしたか?ツイッターにファンの怒りのコメントとか載ってたと聞いたんです。

ティファニー・カイリー、大変失礼致しました。

自国を応援できないやつはおかしいと言って怒ってるツイッターを昨日見て、自分も反省。えらっそうに、何も知らないのに期待もせずにいた自分を恥じました。

とにかく、結果は見事な勝利!アジア勢で初、ワールドカップで南アメリカの国に勝ったそうじゃないですか!大健闘!素晴らしい!


うちの会社は小さいながらも多国籍。

ダブリンオフィスの国籍はアイルランド人はもちろん、外国人は日本人の私1人をはじめ、ブラジル人4人、ポーランド人4人、スペイン人1人、フランス人1人、モルドバ人一1人、ルーマニア人1人。コークのオフィスにはポーランド人1人とスロバキア人1人が働いている。まるでアイルランドの縮図のよう。

ワールドカップになると、出場国の人たちはたいていしゃいでしまう。(全く興味がない人もいます)今回はアイルランドは出場してないので、静かです。本当に好きな人だけが一生懸命見てるといったところ。

昨日は日本が勝って、みんなにおめでとうと言われ、試合に出てないのに嬉しかった。そんな中、フランス人の同僚Mくんが、

「日本、優勝するかもしれないね。」

と言うので、「いえいえ~。そんなことはありませんよ。そんな、フランス強いやん~。」

と言っておきましたが、そんなことを言われ、試合に出てないのに嬉しかったです。そして、優勝した時のことをちょっと想像してしまいました。かっこいいよな~。アジア初のサッカー・ワールドカップ優勝なんて!


上の結果でもおわかりのように、ポーランドは散々。3ゴール入れたのに(オウンゴール含め)負けた!と同僚のMちゃんとTちゃんが呆れたと言った顔で今朝言っていました。そして、

今回のワールドカップの中で、最低のチーム

とも評していました。「ああ、ボール来た。どうする?ゴールするん?」みたいな感じで試合をしていたといい、まったくやる気が見えなかったと言い、怒りを通り越して、本当に呆れていました。Bちゃんは、みんなにおはようと言ったと思ったら、二言目には「ポーランドチームは恥!」と言い、これまた呆れておりました。


28日の木曜日3時から日本対ポーランド戦があります。

「大丈夫。日本が勝つから。」

とポーランド人の同僚たち。あんな試合の仕方をしているポーランドに勝ち目はないとはっきり言っていました。悪いけど、私もそう思うわ。でもまだ始まったばかり。これから気合入れてくるかもしれないし、決めつけはあかんかも。

ワールドカップには魔物が潜む

と思っているので。びっくりする結果になるかもしれませんから!


余談ですが。。。一生懸命見ているAちゃん。ラグビーよりサッカーのほうが好きな彼女。意外と詳しいんです。しかし、彼女にも知らなかったことが!(もちろんあるわなあ)

嫌いな選手だと普段から言っていた、クリスティアーノ・ロナウド選手。私もファンではないけど、彼はサッカーの天才よね。そんな彼。実は入れ墨を一切入れてないんですって。サッカー選手ってなぜか入れてる人が多いですよね。(なんで?)

ではなぜ入れないのか?

実は彼、ず~っと、定期的に献血をしているんだそうです。もし入れ墨を入れてしまうと、1年間は献血できないんですって。だからしないそうです。

Aちゃんも私も、献血にそんなルールがあることすら知らなかったんです。ピアスも開けてから1年以上たってないと献血できないみたい。 まあ、国によっていろいろルールがあるんでしょうけど、そんな理由から入れ墨を入れてないというんです。それを知ったAちゃん、

「彼は実はいい人ね。好きになったわ。」


本当に凄い人って、いちいち自分がいくらいつに寄付したとか、献血したとか言わないもんですよ。(と常に思っている)今の時代、どこからか情報が洩れるじゃないですか?いちいち言わんでも、そのうち公の場に出てくるしね。

そしてもう一つ。マデイラ島の空港にあった彼の銅像が新しくなったらしい。しかし、それはさすがにまだ好きになれないAちゃんでした。

world cup 2
ちょっとましになっただけだから。(左・旧、右・新)(www.bbc.com/sport/football/44518595より抜粋)



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Swear by Yoga-ヨガのおかげです

まさか自分がヨガをやるとは思っていなかった数年前。。。

ピラティスに通うこと2年。その後2年のブランクを経てヨガへ。

しかし行っていたヨガ教室は値上がりした上に、生徒も増えた。経営者は大喜びでしょうけど、私はあまり好きではなかったんですよ。予約制ではなかったので、早く行かないと入れないし、場所の取り合いでしたからね。(みんなそれぞれお気に入りのスポットとかあるでしょ?)

生徒数が多いから、自分の隣の人とのスペースはほとんどなし。隣の人の足とか腕やらが当たるんですよ。それに、ムンムンとした教室で、何度も倒れそうになったしね。(練習中は水を飲むのが禁止だったので特に)お蔭で大汗をかくので、やった感はすごかったけれど。

気にいってはいたのですけど、値上げはきつかった。。。しかも、6か月以降からは新しいポーズも教えてもらえず。何年もやっている人たちを横目に、全く上達してない自分が情けなかったです。

ここをやめてから通い出した、とあるヨガ教室。同僚のMちゃんが行っているところと同じ経営者がやっています。ここは家からは一番近いかも。Aちゃんも前に数回通っていました。

月60ユーロでクラスに行きたい放題!この教室は、ヨガクラス+特別クラス(息の仕方やら、チャクラ教室やら、ヘッドスタンドのレッスンやら)で、お得感があるのも嬉しい。

月曜から日曜日まで毎日やってます。(クリスマスを除く)予約制だから、行ったのに入れないなんてことはない。しかも、私が行っている教室は生徒数が少ないから、まず予約が取れる。

特にこの時期からやり出す人は少ないし、夏はホリデーに行くから、もっと生徒数が少なくなるんです。バンクホリデーマンデーなんて、私一人だけ!!!思い切りプライベートレッスンになりました。むっちゃついてたわ。

ただ、前にやっていたヨガが激しいものだったので、現在通っているところのヨガがあまりにもスローで物足りないと思っていたのです。

生徒のレベルは私みたいな人がわんさかなので、気兼ねすることはないので嬉しいけど。(前のところなんて、10年やってる人が何人もいました)しかし、お値打ちだからといって、インストラクターのレベルが低いわけではないんです。ちゃんと教えてくれるし、ポーズも直してもくれる。インストラクター養成クラスまで開いているくらいのところなのだ。

でも前にやっていたヨガよりもスローで、実は、この教室で行われるヨガをちょっと舐めていたんです。

そんな自分を知ったのは坐骨神経痛をやってから。

前にも書きましたけど、坐骨神経痛で一番やってはいけないのは、運動しない事(らしい)。もちろん症状にもよりますけどね。

先月半ばから本格的に復帰。インストラクターさんには坐骨神経痛だから、すべてにポーズができないことを告げると、腰にいいポーズを入れてくれたりするんです!こんな感じで。。。




早い動きだけがヨガで、素晴らしいわけではない。スローだと思っていたポーズのおかげで、坐骨神経痛の痛みが和らいでいるのである!

現在のヨガを始めてから、力が少し付いた気もするんです。週に3回、多い時は4回行くんで、そのおかげもあるんでしょうけど。とにかくこの教室のヨガが、私の坐骨神経痛に効いていることは確かなのである。

スローだからってちょっと舐めていた私。大変失礼いたしました。きっと舐めていたため、Universeが私に天罰(坐骨神経痛)を与えて、思い知らせたのであろうと思っています。


「G君、ヨガ、絶対ベネフィットがあるよ。やったら?」

私よりももっとひどい状況のG君。バンクホリデーサタデーに街に買い物へ行って、歩くこと30分ほどで痛みが走り、歩くのに一苦労。すぐ帰宅したらしい。

私同様、カイロプラクティックに通っているG君。藁をもつかむ思いで行っているのですけど、全然良くなってないんだそうな。カイロプラクティックも、一回で治ることはないですからね。続けて行かないと。。。私なんて12年くらい通ってるわよ!カイロ+ヨガをやったら、少しは痛みが和らぐと思ったので、サジェスチョンしてみたのですが、「ふ~ん。」という返事で終わりでした。

ヨガ=女性

というイメージがあるからかしらね?本来は男性がやるスポーツだったようですけど。


とにかく。今の私は。。。Swear by Yoga!

ダブリンにはたくさんヨガ教室があって、いいですよ~。

これからも地道に、自分なりにやろうと思っています。今週の日曜日、トリニティーカレッジでこんなイベントがやります。https://yogific.org/dublin/ ちょっくら行ってこようかと思っています。
 

それでは皆さん、良い週末を!今日から週末にかけて、晴天で暑いらしい。25度になるとか???いつまでこの夏日が続くのかしらね。「夏は来月終わるで~。」と同僚に笑いながら言ったら、「だろうな。」と冷静に言われてしまいました。月曜日にお会いしましょう!



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それでも行った、アイルランド中絶禁止法改正国民投票投票会場と、結果の波紋

2,159,655 人が投票した、 アイルランド中絶禁止法改正国民投票。

Same-sex marriage(同性愛者結婚)のときの国民投票で投票した人数のパーセンテージが61%。今回はそれを上回る64.13%。関心が非常に高かったことが、数字からわかります。

しかし、アイルランドの歴史上、投票人数が一番高かった国民投票ではなかったそうです。一番高かったのは、1972年5月10日に行われた、欧州諸共同体に参加するかいなかを問う国民投票で、70.1%だそうです。

とは言え、アイルランド中絶禁止法改正において、関心が高かったのは確か。

ツイッターで、「今から飛行機に乗って、アイルランドへ行って投票します!」なんていう、海外在住者の人がたくさんいたんです。ネット投票ができないので、実際に会場に行かないとだめだからなんです。

ヨーロッパに住んでいる人なら、すぐ帰ってこれるし、チケット代もそんなにばか高いことはないから、会社を休ませてもらえるかどうかのほうが問題かもしれない。しかし、中にはオーストラリアから帰国した人や、アルゼンチンから帰国した人など、遠くからこの国民投票のために、安くはないであろうチケット代を払って、投票しに来た人がたくさんいたそうです。

素晴らしい!

Aちゃんの話では、飛行機やフェリーが遅れて、投票時間終了10時までに入れないかもしれない人もたくさんいたそうで、ツイッターで、投票時間延長を訴えていた人がたくさんいたんだそうです。そのため、航空会社やフェリー会社側も何とか時間内に着くように頑張ったらしいです。それも凄いなと思うわ。

中にはこんな人もいたんです。

アイリッシュの同僚のおばさん、82歳。アルツハイマー型認知症なんです。体も弱っているのだそうで、現在入院中。しかし、投票したいというんで、救急車で投票場まで運んでもらって投票したんだそうですよ。救急車代、安くはないはずだけど。

これまた素晴らしい!

そこまでして投票した人がいたんですね。アイルランドって、なんかすごいな。日本じゃここまではしないかも。(まだそういう状況になってないから比べてしまってはいけませんが)


Yesの結果を受けて、相当Upsetした人たちがいるんです。もちろんNo派の人たち。司教・ケビン・ドーランもその一人。今回の国民投票でYesに投票した人は"Sin"つまり、罪であり、コンフェッションするべきであると、昨日、RTEのラジオで言ったそうなんです。



ですよ。

今朝、会社に到着するやいなや、同僚のアイルランド人女性3人がこの件について話しており、こんなことを言っていました。一体何なん?という顔で。。。

「私たち、罪なんだって!!!Same-sex marriage(同性愛者結婚)でもYesに投票したから、罪が二つあるってことなのよ!」


宗教が絡むとややこしいわ、と思った私。

Yes派の人は、カトリック教会から、罪悪人扱い(言い過ぎ???)を受けて、余計カトリック教会が嫌になったんじゃないかと私は個人的に思っています。今までミサに行ってた人の中にもYes派はいたでしょうに。もうミサには行かない人が増えるかもしれませんね。

これだから、カトリック教会離れするんじゃん!とネットで書いている人を見ましたけど、ごもっともだと思う。まあ、教えがあるから、こういう意見が出ても不思議ではないのですけどね。

とにかく、Yesに投票した人に対してネガティブになっても仕方がないと思う。国民投票でYesに決まったんだから。これから、法律になる過程で、どんなことが盛り込まれるのかの方に注目したほうがいいんじゃないかと思う。

Yesだった結果、中絶ができるようになるアイルランドですが、それでも12週間以降の中絶は、よほどの理由がない限りできないそうで、するのは違法なようです。中絶コストが300ユーロほどかかるとか、二人のGPに見てもらってからでないと、中絶の許可が下りないとからしいです。これから、もっと詳しいことが分かると思いますので、またその時にフォローアップする予定です。

明日もこれに関した記事です。


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"Yes"-アイルランド中絶禁止法改正国民投票の結果

皆さん、お久しぶりです。

ブログをお休みにさせていただきましたが、その間、皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか?

日本、寒い日と暑い日が交互に来たりして、体調を崩しそうでした。寒い日は21度ほど。こちらじゃ暖かい日ですよ。こちらにいるときは、「暑いね~今日は!」なんて言う気温ですけど、日本でこの気温だと、ちょっと肌寒く感じてしまうのはなぜでしょう?

日本滞在中、暑い日は30度近くあって、もうどうしようか、と思いました。そんな気温に慣れてないので。「暑っ!」という言葉ばかり連発していたので、余計暑さが…身に染みてしまいました。「寒っ!」という言葉を代わりに連発しておけば良かったのかも。

日本滞在はほんの1週間でしたが、その間、アイルランドでは、中絶禁止法改正国民投票が25日の金曜日にあり、土曜日に結果が発表になりました。日本へ発つ前にブログにも書きましたが、この国にとっては重大な問題だったのです。

結果、大差でYES!

IMG_3570.jpg
昨日の新聞より。

写真はアイルランドで中絶できなくて亡くなった、インド人の歯科医、サビーダさんの壁画です。壁画はダブリン南にThe Barnard Shaw(11-12 South Richmond St, Dublin 2)という、若者がよく行く有名なパブがあるんですが、その横にあるんだそうです。

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ティーショック・レオ様も投票。もちろんです。彼はYes派。ほとんどの政党がYes派でした。

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地域、性別、年齢別の結果。

ダブリンのYes派は77%。かなり高かったですね。年齢別にすると、18歳から24歳が87%Yesだったんですね。若い世代はYesだろうなとは思っていましたが。。。

今回の国民投票、前回のSame-Sex Marriage(同性愛者の結婚)を認めるか認めないかの国民投票の時同様、一州だけYesに反対した州がありました。(Same-Sex Marriage(同性愛者の結婚)の時は、ロスコモン州のみ反対)

ドニゴール。

8th.png
(en.wikipedia.orgより抜粋)

ドニゴール州の人に言わせると、若い人はダブリンやコークなどの大都市で働いており、そこでYesに投票しているはずだと言っていると聞いたんですよ。どこで投票するかは現住所で登録するから、ドニゴール出身でもダブリンに住んでいたら、ダブリンで登録し、投票するからってこと?よくわかりませんが。。。

上の地図の色分けからもお分かりのとおり、Yes派は都市に多く、田舎(失礼!)ではYesとNoの差がダブリンほどではなかったという結果は驚きもしませんでした。田舎の方が保守的な人が多くて、(と、私は勝手に思っている)、カソリック信仰が深いからかしらと思ったんです。カソリックなら、中絶は絶対だめですから、反対するのも無理はない。年齢が上がるほど、カソリックの教えに基づいて投票するだろうなというのも予想していましたし。こちらからも詳しい結果が見れます。https://www.irishtimes.com/news/politics/abortion-referendum/results


私の予想はこうでした。

「Yes。だけど、Noとの差があまりない。」

私が占い師になっていたら、即首ですね。とにかく、大差でYesだったことに、私は驚きを隠せませんでした。

土曜日、ダブリン城に集まった人たちは大喜びだったんですが(Yes派)、なんか喜びすぎてる人もいたようで。。。No派からしたら、胎児を殺すことに喜びを感じている人たちという風に映ったようで、ネットに文句が書かれているのを見ました。

それはともかく、これで明日からアイルランドでも中絶できる!というわけではもちろんありません。これからいろいろ細かいことを国会で決め、可決されて法設定になるので。その作業のため、ちゃんと法として認められるのが今年12月終わりと言われていましたけど、Yes派からは、早く法に!と望んでいます。自分の健康を害してまで、危険を承知でイギリスに行って中絶する女性を早く少なくしたいからでしょうね。

ネットニュース、Journal.ieを見ていたら、こんなビデオが載っていました。前回、前々回の中絶についての国民投票の時のリーフレットを集め、持っている方の話。今も昔も、焦点は女性(母体)に向けるか、胎児に向けるかで、現在と同じだそうだ。



結果が違ったということですね。時代は変わったし、カソリック自体、色々スキャンダラスな存在になってしまった。そのため、カソリックを信用してない人が増えたというのも一つの要因じゃないかと私は思います。皆さんはどう思われますか?


明日もこの件に関した記事を書く予定でおります。


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5月25日は8th Amendment-アイルランド中絶禁止法改正国民投票日

他のブロガーさんたちが、詳しく書いていらっしゃると思うので、今更と言われそうですが、5月25日は8th Amendmentの国民投票の日です。

街中にYes派&No派のポスターがずらりと貼られています。

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余談ですが、政党により、Yes派とNo派に分かれており、地域的にYes派の政党の人が多いところにはNoのポスターが貼られてなかったりするんです。もちろんその逆もあり。

8th Amendmentとは、憲法修正第8条。1983年、アイルランドの憲法で定められた中絶禁止法。今回、その憲法の改正(緩和)を巡り、国民投票が行われるのですが、これはかなり前から異論が重ねられていた問題です。イギリスに渡り、中絶するアイルランド在住の女性が後を絶たないので。1980年から数えると、170,000人以上の女性が、イギリスに渡り中絶したと言われています。この法律の緩和をするかしないかの国民投票が行われるわけです。

今回の国民投票に向け、各家庭にこんなリーフレットが配られました。英語とアイルランド語の両方で書かれています。

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アイルランド語バージョン。

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英語バージョン。

家にもYes派とNo派のチラシが配られました。街頭でも配ってたし、パレードもありましたし、集会もありましし、一軒ずつ家を訪ねることもしていました。

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家のポストに入っていた、3枚のチラシ。


アイルランドは敬虔なカトリックの国ですから、中絶は昔からだめなんです。1861年にはOffences Against the Person Act元、中絶は違法でした。1983年に国民投票があり、中絶禁止法により禁止。(8th Amendment。Article 40.3.3) 生まれていない(お腹にいる)子供と母親の生命はイコールであるとされました。

その後2013年には、母親の生命に危険のある場合、そして母親が自殺する可能性がある場合は中絶が認められたんです。(産婦人科医師と精神科医師のアドバイスがいります)しかし、基本は中絶禁止。

前にもこのブログに書きましたけど、Aちゃんの友達は双子を身ごもっていましたが、一人が育ちすぎたんです。しかも脳に異常が認められ、長く生きられないと言われたんです。もしこのままお腹にいると、もう一人の子が育たず、もう一人の子の命も危ないというので、育ち過ぎた子供を中絶しに、ロンドンへ行きました。アイルランドではできなかったんです。母親の生命には異常はない。赤ちゃんの心臓が動いていますから、中絶はだめだったわけです。

アイルランドには、彼女のような人がたくさんいると私は思っています。そういう女性たちがなぜ自国でできないのか?という点に私は疑問を感じます。飛行機やフェリーを使ってイギリスに渡り、中絶するアイルランドに在住する女性が多くいるんです。かえって危険だと私は思うんです。

こういう場合も中絶できません。例えばレイプされて妊娠した場合。XCaseと呼ばれる裁判が1992年にありました。当時14歳の女性がレイプされ、妊娠。中絶するためイギリスに渡ろうとしたところ、警察に止められたんです。結局最高裁まで行き、最終的に中絶が認められたケースでした。(彼女が自殺する危険性があったためと記憶してます。間違っていましたら、コメント欄に訂正願います)

自分の体。自分の子。経済的な事情もある。旦那やパートナーが止めるのならわかるけど、なんで見ず知らずの人や国から文句言われなければいけないのか、私にはまったく理解ができない。特にレイプされても中絶できないのはおかしいと思ってしまいます。だから私は、

Yes派。

IMG_3510.jpg


No派の人は、中絶を認めることで、ダウンシンドロームの子だと分かった時点で、中絶する人がほとんどだという、イギリスの例を挙げて反対してます。人権の問題ってことですよね、ようは。

IMG_3513.jpg

No派の言いたいことはわかる。遊びでセックスしてできた子を、さっさと中絶する女性も増えるから。それは日本でもそうですよね?とは言え、最近では、日本でも中絶を断る産婦人科が増えたそうですけど。

前にもブログに書いたと思いますが、1999年にこちらに語学留学してた綺麗な日本人の女の子がそうでした。2度中絶したといっていましたかね。悲しいという感情が見えなかったなあ、彼女からは。世の中には、子供が欲しくても出来ない人がたくさんいるっていうのに。。。

しかし。

中絶を選ぶも選ばないも、本人次第で、(もちろん医師に相談してから決めるほうがいいと思うし、メディカル的に問題がある場合もあるけれど)中絶して、体を壊した場合、自分の責任だと思うしかないのではと思うんです。

医師のやり方が悪い場合はあるにせよ、そういうリスクもあるという認識の上での中絶なら、やはり本人の責任と違うんかしら?自分が体を壊したから、他の人に、事情も知らず、中絶を禁止にするのはどうかと思うんです。レイプされてできた子でも産めっていうことですよね?命があるから。

わかりますよ、言いたいことは。授かった命は大事だから。でも私がもしその立場なら嫌です。子供に罪はないとしても。子供の顔を見るたびに、レイプされたことを思い出すなんて嫌だし、子供に八つ当たりしそうな自分も怖い。それなら、産んで、養子に出せば?という人もいるでしょう。でも養子にだしたら、その子供が幸せになるなんて、保証は全くありませんからね。施設を転々とする子供なんて、たくさんいるじゃないですか。

妊娠しても、予想外で(避妊してても出来る場合は多いいある!)、経済的に無理な場合も多いわけですが、No派の人はそういった理由で子供を中絶するのは良くないというわけだと理解していますが、どうでしょうか?

私が経済的に苦しくても、NO派は援助してくれるのかしら?ダウンシンドロームの子だけでなく、障害を持ってるとわかっていながら産んだ子の面倒を見てくれるのかしら?金銭的にも、精神的にもずっと援助してくれるのかしら?

NO派の人が、個人的に援助してくれるとは全く思えないのですよ。NO派の一人ひとりが誓約書を書いて、金銭的にも、精神的にも援助しますとサインしてくれたら、安心して産むけどね、私なら。No派の人は、国が保証しますとかいうんだろうけど。。。国みたい、あてにならんやん。この国の病院のシステムがちゃんと機能してないのを見てたらわかるもん。

何が何でも「産め」と人にいうのは簡単だけど、育てる方は大変よ。

というのが、私の意見であります。

ちなみにこれはあくまで私の個人的意見。私自身、自分が100%正しいなんて思っていませんし、正しいも正しくないもないんじゃないかと思っているので。しかも私には投票権がありませんからね。そんな奴が、何ほざいとる!というお叱りの意見を頂くかもですが。

ただ、女性にチョイスがあったほうがいいというのが、私の基本的な意見であります。そしてそのチョイスで得られた結果は良くも悪も自分で責任を取るべきだと思うのです。(国や社会ののせいにしないで)因みに、コメント欄に怒りいっぱいで反対意見のコメントをされても困りますので。。。悪しからず。

もし、憲法が変わっても、じゃあ中絶費用はどうするだの、GPはどうすだの、いっぱい問題が山積み。政府自体、どうするかちゃんと決めてないそうなんでね。むっちゃアイルランドやな~と思いました。とにかく決めてから後で考えようよ~みたいな。

今日はちょっと重い内容のブログを簡単に説明し、自分の意見でまとめてしまいまして、大変失礼致しました。でもとてもこの国にとっては大事な国民投票なので、あえて書かせていただきました。プリンス・ハリーとメガンの結婚式のほうが重要っていう人もいるだろうけど。読んでくださった方、ありがとうございました。

私は今週末から日本へ一時帰国致します。ブログ再開は今月28日月曜日を予定しておりますので、よろしくお願い致します。明日はローリング・ストーンズのコンサートに行ってきます。クローカーでやるんです。ヨーロッパツアー初日らしくて、丹念に練習してますよ。今日はエド・シーランがダブリンのフィニックスパークでコンサートです。行かないけど。行く方、楽しんできてくださいね。

それでは!


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ティファニーカイリー

Author:ティファニーカイリー
人口1万人、サルやイノシシ、野良犬がうろついているような日本の田舎町から6年半勤めた地元金融機関を辞め、両親と愛犬とむ(2012年1月23日他界)を置き去りに、英語の勉強+大ファンのU2に会うべく、アイルランドはダブリンに到着したのは1999年9月25日。

語学学校へ9ヶ月、コンピーター学校へ2ヶ月通うも仕事が見つからず帰国。

仕事したさにダブリンに2か月だけ舞い戻ったつもりが、友達だったフランス人のおかげで運良く仕事が見つかり,ダブリンに居座ることに。

CIMA(英国勅許公認管理会計士)休学中(というか断念)。現在はイタリア就職を夢見てダブリンでイタリア語勉強中。アイルランド人の親友であるAちゃんが相続したNorthsideのお家に野良猫一家(母、娘&息子猫)とともに居候中です。

Press&Mediaの方はt.kylieroi40s@gmail.comへお問い合わせ願います。それ以外の方のメールのご使用は固くお断り致します。

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