Crimecall 〔クライム・コール)
2012.01.31.16:02
ダブリン、やけに寒いです。明日、あさってはもっと寒くなるらしい。先週までちょっと暖かかったのに~(涙)
しかもダブリンだけでなく、皆さんももうご存知であろう、今ヨーロッパが寒気で大変!
大雪!ルーマニア。
ポーランドで確かマイナス25度とか。寒さで何人かお亡くなりになってます。少なくともこの寒気でヨーロッパでは50人お亡くなりになっているそうな。
マイナス25度って。。。どんなん???
ポーランド人同僚たちいわく、こういう日はたまにあるそうで、顔にいいクリームたっぷり塗って、いっぱい着込んで万全の対策をとるそうですわ。まあそりゃそうだけど、ちょっと想像が。。。子供のころ、マイナス16度とかでも外でふつうに遊んでたとも言っていた。なんだかすごすぎだ。
イタリアでも37年ぶりの寒さというイタリア人同僚G君。それを先ほど聞いてみんなで大喜びしてあげました。
そんな寒~い中、昨日は4月から通っていたイタリア語の学校の最終日でした。外も寒けりゃ、学校経営も寒いわ。しかし、こちらの話も違う意味で寒い。
先生PAさんが入るや否や、
「みんな、元気?私は元気ないから今日は。ごめんなさいね。」
と前置き。なんでや?と同じクラスのアイリッシュの男性Pさんが聞くと、
「先週うちに泥棒が入ったのよ。。。」
と言うではないか。あら。。。かわいそうに。でもダブリンじゃあ珍しい話ではない。最近は景気が悪いんで泥棒が増えているのだ。うちのオフィスにも入られたしね。
しかしただ入られたのではない。どうも2週間家族の行動を観察され、計画的に入られた
計画泥棒
であったそうな。 話はこうだ。
PA先生〔29歳、3歳の子供がいる)はダブリンでアイリッシューイタリアンの男性と結婚している。その男性(Tさん)のおうちはお店を2件やっているそうだ。ようはコンビにですな。
アパートの1階がお店、その上2階を自宅に使っているそうだ。Tさんの両親も一緒に住んでいる。私がAちゃんの家に移る前に住んでいたところと同じだ。そのためお店の周りにはCCTV(防犯カメラ)が付いている。しかしだ。
どうも、この泥棒軍団(4人)はそんなこともお構いなく、車(バン)を店の前に止め、店の前でタバコを吸ったりして、2週間家族一人ひとりの行動を詳しく観察していたらしい。そして一度月曜日〔1月23日)に入ろうとしたが失敗。翌日戻って押し入ったそうだ。彼らの目的は、
金庫のお金とジュエリー。
火曜日、いつも家の鍵をしっかりかけるのに、その日に限ってTさんのお母さんが鍵をからずもうひとつのお店へ言った隙に4人で押しかけ、2階に上がり、Tさんのお父さんとばったり遭遇。
Tさんのお父さんを床に押し倒し、二人で押さえつけて動けなくしている隙に残りの二人が金庫のある部屋にまっしぐら。金庫ごと盗んだそうだ。
しかも金庫が相当重かったらしく、ちゃんと運べなかったためか、階段の上から転がり落とし、それをバンに載せて逃走!
幸い、お父さんには怪我は無かったらしいが、かなり怖い思いをしたようだ。そりゃそうだろう。奪ったついでに殴り殺したり、ナイフで刺して殺す場合もあるからだ。不幸中の幸いであろう。
警察を呼び、その後店に設置してあるCCTVを見たら、2週間前からバンを店に止めているのを発見!警察の話ではどうも後もつけていた可能性があるらしい。襲われるのも怖いが、自分たちが知らない間に付けられて、行動を観察されているのもかなり怖い。 と言うか、背筋がぞっとする。
バンはその後見つかり、盗難車と判明。やっぱりね。指紋が残っているのでそれで何とか割り出そうとしているそうな。そしてCCTVに一人、マスクも何もつけないでうろうろしている男の映像があるらしいが、夜で映像がはっきりしてないらしく判別が難しいらしい。
それにしてもだ。この強盗4人組、迷いもせず金庫のある部屋に直行したそうだ。しかもその部屋のテーブルには現金がかなり置かれていたそうだが、それには目もくれなかったらしい。
やり慣れている。。。
としか言いようが無い。しかし、どうやったら迷いもせず金庫へ直行?どうもきっちり2週間前、配管工がその部屋に入っていたらしいのだ。
Coincidence???
警察はその配管工を事情聴取したそうであるが、たとえかかわったとしても「ええ、私が情報流しました。」とは認めるはずも無い。とりあえず、現在は警察にお任せしているそうな。そしてこの件はこちらで全国放送されるらしい。
RTE,Crimecall。
こちらは数ヶ月に一度やる番組で警察が解決仕切れなかった事件を扱い、全国に放送し、事件の解決に協力をお願いする番組だ。イギリスではBBCがよくやっている。
かなりたくさんのジュエリーも取られ〔金庫に入ってたらしい)、落ち込んでいたPA先生。ゴールドのジュエリーだったらしい。
現在、ゴールドは価値が高いから狙われるわよ。
アイルランドではCash for Goldなんて言ってゴールド物を何でも買い取り、即現金にしてくれるところが多い。最近特に流行ってる。しかし、売るときは何の証明も要らないのでここで現金化されたら追跡不可能、終わりだ。たぶんPA先生のジュエリーはこういうお店に買い取られたに違いない。かわいそうに。。。
PA先生、イタリアはローマ出身ですが、ローマの実家にいるときも泥棒に入られ、家を荒らされたらしいがそのときはジュエリーを隠しておいたため、泥棒が見つけられなかったそうだ。ちなみに泥棒は家族がいない日中を狙い、かなり長い間、物色したらしい。
しかし、今回の泥棒事件。CCTVの映像から言うと、今回は家に押し入ってから金庫を盗むまで約
4分。
プロのギャングの仕業としか思えない。ちょっとそこらのコソ泥ではないことは100%確かである。
犯人はどうもアイリッシュのようらしい。まあ、外人集団ってこともありえるけど、CCTVに映っていた男の顔はアイリッシュぽかったからだ。4分で盗んだアイリッシュの泥棒軍団はイタリアの泥棒軍団と比べると腕がいいのか? そのため、PA先生、 アイリッシュ生徒3人に、
「アイリッシュ、嫌い。」
と言い出した。〔冗談でですよ。)するとクラスのアイリッシュ男性Pさんが一言、
「犯人は日本語アクセントのある英語を話していたんじゃないのか?」
私、やってませんって。。。。
とにかくテレビ、Crimecallで放送して犯人が捕まるといいなあ。。。でもいつ放送かな?
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しかもダブリンだけでなく、皆さんももうご存知であろう、今ヨーロッパが寒気で大変!

ポーランドで確かマイナス25度とか。寒さで何人かお亡くなりになってます。少なくともこの寒気でヨーロッパでは50人お亡くなりになっているそうな。
マイナス25度って。。。どんなん???
ポーランド人同僚たちいわく、こういう日はたまにあるそうで、顔にいいクリームたっぷり塗って、いっぱい着込んで万全の対策をとるそうですわ。まあそりゃそうだけど、ちょっと想像が。。。子供のころ、マイナス16度とかでも外でふつうに遊んでたとも言っていた。なんだかすごすぎだ。
イタリアでも37年ぶりの寒さというイタリア人同僚G君。それを先ほど聞いてみんなで大喜びしてあげました。
そんな寒~い中、昨日は4月から通っていたイタリア語の学校の最終日でした。外も寒けりゃ、学校経営も寒いわ。しかし、こちらの話も違う意味で寒い。
先生PAさんが入るや否や、
「みんな、元気?私は元気ないから今日は。ごめんなさいね。」
と前置き。なんでや?と同じクラスのアイリッシュの男性Pさんが聞くと、
「先週うちに泥棒が入ったのよ。。。」
と言うではないか。あら。。。かわいそうに。でもダブリンじゃあ珍しい話ではない。最近は景気が悪いんで泥棒が増えているのだ。うちのオフィスにも入られたしね。
しかしただ入られたのではない。どうも2週間家族の行動を観察され、計画的に入られた
計画泥棒
であったそうな。 話はこうだ。
PA先生〔29歳、3歳の子供がいる)はダブリンでアイリッシューイタリアンの男性と結婚している。その男性(Tさん)のおうちはお店を2件やっているそうだ。ようはコンビにですな。
アパートの1階がお店、その上2階を自宅に使っているそうだ。Tさんの両親も一緒に住んでいる。私がAちゃんの家に移る前に住んでいたところと同じだ。そのためお店の周りにはCCTV(防犯カメラ)が付いている。しかしだ。
どうも、この泥棒軍団(4人)はそんなこともお構いなく、車(バン)を店の前に止め、店の前でタバコを吸ったりして、2週間家族一人ひとりの行動を詳しく観察していたらしい。そして一度月曜日〔1月23日)に入ろうとしたが失敗。翌日戻って押し入ったそうだ。彼らの目的は、
金庫のお金とジュエリー。
火曜日、いつも家の鍵をしっかりかけるのに、その日に限ってTさんのお母さんが鍵をからずもうひとつのお店へ言った隙に4人で押しかけ、2階に上がり、Tさんのお父さんとばったり遭遇。
Tさんのお父さんを床に押し倒し、二人で押さえつけて動けなくしている隙に残りの二人が金庫のある部屋にまっしぐら。金庫ごと盗んだそうだ。
しかも金庫が相当重かったらしく、ちゃんと運べなかったためか、階段の上から転がり落とし、それをバンに載せて逃走!
幸い、お父さんには怪我は無かったらしいが、かなり怖い思いをしたようだ。そりゃそうだろう。奪ったついでに殴り殺したり、ナイフで刺して殺す場合もあるからだ。不幸中の幸いであろう。
警察を呼び、その後店に設置してあるCCTVを見たら、2週間前からバンを店に止めているのを発見!警察の話ではどうも後もつけていた可能性があるらしい。襲われるのも怖いが、自分たちが知らない間に付けられて、行動を観察されているのもかなり怖い。 と言うか、背筋がぞっとする。
バンはその後見つかり、盗難車と判明。やっぱりね。指紋が残っているのでそれで何とか割り出そうとしているそうな。そしてCCTVに一人、マスクも何もつけないでうろうろしている男の映像があるらしいが、夜で映像がはっきりしてないらしく判別が難しいらしい。
それにしてもだ。この強盗4人組、迷いもせず金庫のある部屋に直行したそうだ。しかもその部屋のテーブルには現金がかなり置かれていたそうだが、それには目もくれなかったらしい。
やり慣れている。。。
としか言いようが無い。しかし、どうやったら迷いもせず金庫へ直行?どうもきっちり2週間前、配管工がその部屋に入っていたらしいのだ。
Coincidence???
警察はその配管工を事情聴取したそうであるが、たとえかかわったとしても「ええ、私が情報流しました。」とは認めるはずも無い。とりあえず、現在は警察にお任せしているそうな。そしてこの件はこちらで全国放送されるらしい。

こちらは数ヶ月に一度やる番組で警察が解決仕切れなかった事件を扱い、全国に放送し、事件の解決に協力をお願いする番組だ。イギリスではBBCがよくやっている。
かなりたくさんのジュエリーも取られ〔金庫に入ってたらしい)、落ち込んでいたPA先生。ゴールドのジュエリーだったらしい。

アイルランドではCash for Goldなんて言ってゴールド物を何でも買い取り、即現金にしてくれるところが多い。最近特に流行ってる。しかし、売るときは何の証明も要らないのでここで現金化されたら追跡不可能、終わりだ。たぶんPA先生のジュエリーはこういうお店に買い取られたに違いない。かわいそうに。。。
PA先生、イタリアはローマ出身ですが、ローマの実家にいるときも泥棒に入られ、家を荒らされたらしいがそのときはジュエリーを隠しておいたため、泥棒が見つけられなかったそうだ。ちなみに泥棒は家族がいない日中を狙い、かなり長い間、物色したらしい。
しかし、今回の泥棒事件。CCTVの映像から言うと、今回は家に押し入ってから金庫を盗むまで約
4分。
プロのギャングの仕業としか思えない。ちょっとそこらのコソ泥ではないことは100%確かである。
犯人はどうもアイリッシュのようらしい。まあ、外人集団ってこともありえるけど、CCTVに映っていた男の顔はアイリッシュぽかったからだ。4分で盗んだアイリッシュの泥棒軍団はイタリアの泥棒軍団と比べると腕がいいのか? そのため、PA先生、 アイリッシュ生徒3人に、
「アイリッシュ、嫌い。」
と言い出した。〔冗談でですよ。)するとクラスのアイリッシュ男性Pさんが一言、
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私、やってませんって。。。。
とにかくテレビ、Crimecallで放送して犯人が捕まるといいなあ。。。でもいつ放送かな?
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