伝説の馬、アークル(Arkle)

皆さん、週末はいかがでしたか?

今日は6ネーションズの件を書きたかったのですが、ちょっと無理でしたので、急遽こちらのネタを先にアップさせていただきます。


チェルトナム・フェスティバルで盛り上がった先々週。

チェルトナム・フェスティバルと言えば馬。

チェルトナム・フェスティバルで有名になった馬と言えば。。。こちらの映像をご覧ください。



Arkle(アークル)というアイルランドの馬です。チェルトナムでダークホースな存在だったアークル。当時無敵であった、Mill House(ミルハウス)という、アーくるよりも少し大きい馬を破り、勝ち星を挙げたことで一気に有名になりました。(外の気の映像が上のもの)

ARKLE 3
アークルと騎手Pat Taaffe (パット・タフィ)。ネットより。

ちなみにミルハウスもアイルランドの馬。しかしイギリスでトレーニングされた馬です。アークルに敗れた次の年もチェルトナムでアークルに挑むも勝つことは出来ませんでした。その後アークルに勝つことはなかったそうです。アークルに負けたことですっかりアークルの陰になってしまった不運な馬です。(1975年死去)

アークルの話に戻りましょう。

アイランドの馬、騎手、トレーナがイギリスの地で勝利したことで、アークルは一気に国民的ヒーローになったそうだ。若い世代の人はアークルのことは馬好きの人以外知らないと思いますが、50代以上の人ならほぼ全員知っている(と思われる)馬、アークル。ちなみにオーナーさんはアン・ウィナフレッド・グローブナー、ウエストミンスター公爵夫人です。彼女はアイルランド人ですわね。競馬の情熱を注いだ方だったそうだ。

ARKLE 2
切手にもなりました。(ネットより)

Bさん(Aちゃんのお母さん)に当時のことを聞いたら、やっぱりアークルの人気はすごかったらしく、よく覚えていると言っていました。。アイドル並だったそうですよ。One Directionくらいの人気があったのでしょうかね。

アークルは自分でも人々がみんな自分に注目していることをよく知っていたらしい。賢いですな~。とにかく馬にしては珍しくカリスマ性があったそうです。

ARKLE 4
お茶目な一面も。トレーナーTom Dreaperが読んでいる新聞を一緒に読むアークル。(ネットより)

アークルが勝ってしまうので、他の馬にも公平に勝てるチャンスを与えるため、ハンディーキャップ制を導入したそうです。しかしそれでもアークルが勝ってしまっていたそうだ。ルールまで変えてしまった馬、アークル。アークルの強さは毎日二杯飲むギネスだとも言われおり、ギネスからは一生飲む分のギネスを無料で支給してもらっていたとも聞きました。やっぱりギネスは体にええのよ~。馬にも人間にも。


しかし、1966年、King George VI Chase のレースでジャンプするときにディッチにハマり、ジャンプを失敗。2着になってしまったのです。しかしその後の検査で蹄骨を骨折していることがわかり、療養。しかしその後復活する予定だったレースもキャンセル。終いには立つことも不可能になり1970年5月31日にPut down。この世を去ったのです。

療養中はアイルランドだけではなくイギリスやハンガリーからアークルにお見舞いのカードがたくさん届いたそうだ。住所は、

"Arkle Ireland"

または、

"Himself Ireland"

(アークルは"Himself"としても知られていたからです。)これだけで郵便が届いたそうですよ。これだけで届く有名(馬)はそういません。


アークルが亡くなってからもアークルのことを思う人たちは現在もたくさんいます。去年ロンドンのメイフェアでアークル物オークションがあったそうです。

ARKLE 5
ファンにとってはたまらないものばかりだったことでしょう。(ネットより)

落札金額、65,000ポンド。

アイルランドでは売れなかったらしく、ロンドンで行ったところ売れたそうだ。


アークルものだけではないのです。チェルトナムにはアークルの像もあります。

ARKLE 6
(ネットより)

写真の女性はトレーナー、 Tom Dreaper氏のお孫さんだそうです。始めてチェルトナムでアークルが勝ったのは1964年(上のビデオです)。あれから51年。いまだにこの像の前で写真を取ってる人がたくさんいるそうです。50年以上たってもいまだに人々の記憶に残る伝説の馬、アークル。実際にアークルが活躍していた年に生まれていなくとも、話だけでもこの馬がすごかったことがよくわかります。

像はチェルトナムだけでなく、アイルランド、アッシュボーン(トレーナ、Tom Dreaper氏の生まれた近く)にもあります。200,000ユーロ以上のお金がこの像を作るのに集まったそうですよ。




伝説の馬、アークル。

アークルのことを全く知らない世代も、私のように知っている人から聞き、これからも伝説が途絶えることなく受け継がれていくのであろう。そしてみな口々に、

アークルのような馬は二度と現れない

と言うであろう。


ARKLE 1
アークルのスケルトン。Irish National Stud(Tully, Co. Kildare)のHorse Museumに展示。http://irishnationalstud.ie/





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ティファニーカイリー

Author:ティファニーカイリー
人口1万人、サルやイノシシ、野良犬がうろついているような日本の田舎町から6年半勤めた地元金融機関を辞め、両親と愛犬とむ(2012年1月23日他界)を置き去りに、英語の勉強+大ファンのU2に会うべく、アイルランドはダブリンに到着したのは1999年9月25日。

語学学校へ9ヶ月、コンピーター学校へ2ヶ月通うも仕事が見つからず帰国。

仕事したさにダブリンに2か月だけ舞い戻ったつもりが、友達だったフランス人のおかげで運良く仕事が見つかり,ダブリンに居座ることに。

CIMA(英国勅許公認管理会計士)休学中(というか断念)。現在はイタリア就職を夢見てダブリンでイタリア語勉強中。アイルランド人の親友であるAちゃんが相続したNorthsideのお家に野良猫一家(母、娘&息子猫)とともに居候中です。

Press&Mediaの方はt.kylieroi40s@gmail.comへお問い合わせ願います。それ以外の方のメールのご使用は固くお断り致します。

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