不死鳥ではなかった、クレリーズ(Clerys)

皆さん、週末はいかがお過ごしでしたでしょうか?

タイトルから何が起こったかお分かりでしょう。

私の大好きなデパート、クレリーズ(Clerys)。

CLERYS 4

オコンネルストリートにある老舗デパートです。毎週土曜日あほのほうにここへ行っていることはこのブログでもお話しました。そのクレリーズが金曜日の午後5時半に突然閉店しました。つまり、清算しNatrium Ltdという不動産会社に買収されたためです。2ミリオンユーロの借金があったそうです。

CLERYS 1
(rte.ieより)


クレリーズはダブリンの歴史と共に生きていた貴重なデパート。阪急交通社さんのブログで特集させていただきましたので詳しくはこちらをお読みください。http://blog.hankyu-travel.com/kaigai_archive/europe/ireland/2014/136556.php

何度も危機が襲い、そのたびに乗り越えて生き続けていたデパート、クレリーズ。アイルランド人が何度もイギリスの支配により痛めつけられた。しかしそれでも何度も立ち上がり、独立を獲得した姿と重る。だから私はこのデパートが好きだったんです。不死鳥だくらいおもっていましたから。

1853年から数えると約162年の歴史があったクレリーズ。とうとうその長い歴史に幕を閉じることになりました。不死鳥ではありませんでした。

歴史を閉じてしまい、かなり寂しい私。しかし私のことなんでどうでもいい。ここで働いていた人たち全員が職を失ったことのほうがもっと悲しいし、気にかかる。約500人近くの人が金曜日仕事を突然失いました。

突然午後5時に5時半に店を閉めると裏口の戸にノートが張られていたそうです。そのノートからクレリーズが買収されたことを知った従業員の皆さん。お客さんはすべて5時半に店を出され閉店。6時にはミーティングが行われ、従業員全員建物から出ないと行けなかったそうだ。その後すぐにセキュリティーが裏のドアのロックまで変えました。

土曜日は従業員の皆さんのプロテストがありました。

CLERYS 6(irishmirror.ieより)

結局給料は法律で決められた分しかもらえないそうです。中には44年も働いていたロイヤルな人たちもいるそうで、ショックを隠せなかったそうだ。中には泣いていた方もいたそうです。予告もなく突然ポン!と捨てられたわけですもの。それはいかんと思う。

今日は労働組合の話し合いがあるそうです。早く新しいオーナーとの間で話し合いがついて、従業員の皆さんのためにそれなりのリダンダンシー・パッケージが出るようになるといいんですが。。。

従業員の中には家具を買うのに600ユーロの前金を払った人がいるそうだ。現在精算人が入っていますが、清算するのはまず銀行が先。お客さんは最後ですからお金は戻ってこないでしょう。私も2010年でしたか、同じような目に合いましたからね。お金戻ってきませんでしたから。踏み倒されましたからね。それ以来バウチャーやクーポンは買わないことにしました。

今後この建物がどうなるのかはわかりません。2階を事務所にするという話も聞きました。不動産屋が買ったというので、ちょっと不安な私。この歴史ある建物をむちゃくちゃにしてしまいそうで怖い。モダンなダサイのに建て替えちゃうとか。。。それだけは絶対やめてほしいと思う。

大ショックだったクレリーズ閉店。明日からは数回クレリーズの思い出を語りたいと思います。どうでもええわ~そんなん!と思った方。今週は読まなくてもよろしいですよ。


ポチっとクリックお願いします!

にほんブログ村 海外生活ブログ アイルランド情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
スポンサーサイト

comment

管理者にだけ表示を許可する

え~!!!!!

ショックです!!!! ダブリンに行くと必ず寄っていました。

yukoさんへ

私と同じくだったのですね!それだけでもうれしいです!

そうなんですよ。ショック大きいですよね。今だに尾を引いています。。。
Profile

ティファニーカイリー

Author:ティファニーカイリー
人口1万人、サルやイノシシ、野良犬がうろついているような日本の田舎町から6年半勤めた地元金融機関を辞め、両親と愛犬とむ(2012年1月23日他界)を置き去りに、英語の勉強+大ファンのU2に会うべく、アイルランドはダブリンに到着したのは1999年9月25日。

語学学校へ9ヶ月、コンピーター学校へ2ヶ月通うも仕事が見つからず帰国。

仕事したさにダブリンに2か月だけ舞い戻ったつもりが、友達だったフランス人のおかげで運良く仕事が見つかり,ダブリンに居座ることに。

CIMA(英国勅許公認管理会計士)休学中(というか断念)。現在はイタリア就職を夢見てダブリンでイタリア語勉強中。アイルランド人の親友であるAちゃんが相続したNorthsideのお家に野良猫一家(母、娘&息子猫)とともに居候中です。

Press&Mediaの方はt.kylieroi40s@gmail.comへお問い合わせ願います。それ以外の方のメールのご使用は固くお断り致します。

Latest journals
Latest comments
Latest trackbacks
Monthly archive
Category
FC2 Counter
Search form
Display RSS link.
Link
Friend request form

Want to be friends with this user.