私はリック・ステインを見に行くのよ!

先週金曜日は毎年恒例のカルチャーナイト(Culture Night)の日でした。

RICK 1

今年で10年目。すっかりアイルランドでは定着した人気イベント。この日一日限り観光名所、ギャラリーなどが夜遅くまで開き、無料で見学できます。今年もかなりの人がパンフレット片手にダブリンの街を移動していました。

ここ数年欠かさず参加している私。一般に有名な観光名所は大概訪れているのでリストには入れない。無料のところへはいつでも行けるので人が多くてゆっくり見れないこの日にはまず入らない。やっぱり普段お金を取るところに行きたい。または普段は入れないところへ行きたい。

でもそういうところは事前予約がいることが多く、かなり前からソールドアウトしていることが多い。今回はどうしようか~と言っているうちに何も決めなかったらやはりチケットはすべて売り切れ。U2ウォーキングツアーがあったのを当日彼らのサイトで発見したが時すでに遅し。すっかりソールドアウトしていた。当たり前である。

一緒に行くことが多いAちゃん母のBさんは旅行中。イタリア人のANちゃんは仕事。Aちゃんは生徒の面倒を見なければならないので参加しなかったので1人であった。まあいつものことよ。一か所行こうかなあと思っていいたところがあったのですが、たまたま先週入ったこちらの本屋。

RICK 8
Hodges Figgis。Dame Street, Dublin 2。道路はルアスラインの工事中。専門書はここの方がEasonより揃います。

ここのカウンターに何気においてあったパンフを持ち帰り、何気に家で見ていたら。。。

うそ!この人が来るの!!!???

ということで急遽予定を変更。この人を見に行くことにしたのである。この人とは。。。

RICK 6

リック・ステインというイギリス人シェフです。イギリスとアイルランドでは大変有名なシェフ。BBCの料理番組によく出演していますので見たことがある方も多いのではないでしょうか。ここ何年かは海外へ行き、土地の人から料理を学び、自分でも作ってみるという番組を1時間枠でやっています。現在の番組に出てくる料理が本になって登場。そのプロモーションのためにアイルランドへ来たわけだ。

番組はこんな感じです。


彼がこの本屋に来て午後6時から1時間、本や番組についてお話をします。その後は観客からの質問も受けるという内容。ただのサイン会ではありませんでした。カルチャーナイトに便乗してのイベントのようだ。

私が本屋に着いた時間は6時20分前。遅すぎました。会場(本屋2階)はすでにたくさんの人。用意されていた椅子はすべて取られていました。そ~っと人の間をくぐり、一番後ろの座席のすぐ後ろに立つ。ここからだと立ち見すれば前の人の頭が邪魔せずリック氏が丸見え!かえって遅れてきて良かったかもしれない。

6時ぴったりにリック氏登場!もうこの時はすでに会場は超満員!3階に上がる階段にまで人が押し寄せていました。

リック氏って人気あったんや。。。

わざわざカルチャーナイトの日にリック氏を見に来る私のような物好きはあまりいないと高を括っていたが大間違いであった。

NewstalkというFMラジオ番組があるのですが、その番組のDJの一人Henry Mckean(ヘンリー・マッキーン)という人がリック氏に本や番組、昔彼が若い時に経営していたナイトクラブ(ライセンスを取り上げられ閉店)の話などを聞き出していた。昔は血の気が多かったらしい。キッチンでもシャウトしてたらしいし。ナイトクラブ経営時には喧嘩に巻き込まれ3度入院したらしい。今の彼からは想像は付かない。会場が笑いに包まれる。

RICK 2

彼の声や話し方が穏やかなのでかなり聞きやすい。そして彼自身に品もある。テレビと同じや~と思いながら見ていました。たまにテレビと違う人とかいるものね。偉そうにするやつとかさ。やっぱり人間、品がないとだめよ。

RICK 4


リック氏は現在68歳。にしては肌がきれいだと思いました。生き生きしてますわ。良いもの食べてるからかしらね。

RICK 3

彼はテレビに出ているだけでなく現在もシーフードをレストランを持っています。シーフードが得意なわけですが、番組ではシーフード以外のものも作ります。デザートもね。

インタビュー後はQ&Aコーナー。たくさんの人が質問していました。レシピを聞くものもおり、丁寧に答えていました。ちなみにこの日はこの後RTEのLate Late Showに出演するとのことで、スケジュールびっちりだったようだ。

アイルランドにお店を持っているイギリスのセレブレティーシェフは少ない。リック氏もお店はアイルランドにはありません。一軒イギリスに開ける予定をしているらしいが、みなぜひアイルランドに来てほしいとお願いしていました。肉を出す店が多いんですが、魚ってあまりないんですよね。美味しい、むちゃくちゃは高くないシーフードレストランを出していただきたいところだ。

セレブレティー・シェフの中にはミシェランスターを持っている人もたくさんいます。しかしわざと取らない人もいます。彼もその一人だ。

なぜ?

それは前にミシェランスターの審査に関わっている人が出した雑誌があり、それを読んでいたら、

「魚をグリルして出す店にミシェランスターはやらない。」

と書いてあったからだそうだ。

「シンプルな料理ほど難しい。」

そうリック氏は語った。グリル一つとっても焼きすぎたりそうでなかったり。。。ちゃんと魚を焼くのはかなり難しいからと言っていた。すごくこの言葉に納得した。シンプルな料理ほどごまかしが効かないということだ。だから彼は星はいらないという。そういう姿勢もまた素晴らしいと私は思う。


サイン会はしないと本屋側が言っていたのですが、結局最後はサイン会。人が続々と彼の本を片手に並んでおりました。

RICK 5

本の値段が書いてありませんでしたが、大概25ユーロほどするので買いませんでした。代わりにちらりと中を覗いてきました。せこかったかしら?

RICK 7
写真集+料理の写真&レシピというパターンがテレビ番組とタイアップしている料理本に多いスタイル。綺麗です。作った気になる。

セレブレティー・シェフが本屋に来てプロモーションするのはよくあることであるが、大概サイン会。今回のようにインタビューあり、Q&Aあり、サイン会ありはかなり珍しかった。もっとこういう企画をやってほしいものだ。Hodge Figgisさん、今後もよろしくお願いします。そしてリック氏はカリスマ性があると改めて思いました。久々彼のレシピ本に乗ってる料理を作ろうと思いました。

RICK 9
唯一私が持っているリック氏のレシピ本。グリンピース、たまねぎとベーコンのレシピは何度も作ってます。うまいのよ~。


それでは皆さん良い週末を!私は週末ちょっくら旅してきます。月曜日にお会いしましょう。


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comment

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No title

なかなかワイルドなシェフだったんですね(笑)シェフでシャウトしているのって、あまり想像できないので、面白いです(笑)

「シンプルな料理ほど難しい」

って言葉に痛く感激しちゃいました。日本料理もそうですもんね。日本人として、なんか嬉しいです。

それにしても、アイルランドのこの本屋さん、すんごい雰囲気ありますねぇ!日本でこんな雰囲気で本屋さんやったら流行りそうだな〜勉強になります!

まことさんへ

例えばゴードン・ラムジーなんかはいつもシャウトしてますよ。しすぎですけど。F語が多いんですよ、しかも。だから彼をテレビで見るのが嫌という人が結構周りにいます。ひょっとしたらそういう人が多いのか、最近はテレビにほとんど出てません。嫁のお父さんとビジネスでもめていたのも関係しているのかもですが。

雰囲気いいですよ、この本屋さんは。専門書も多いし、Easonで見ないものもたくさん置いてあるのでちょくちょくふら~っと入ります。確かに日本にはないですよね、こういう雰囲気の本屋さんは。

Profile

ティファニーカイリー

Author:ティファニーカイリー
人口1万人、サルやイノシシ、野良犬がうろついているような日本の田舎町から6年半勤めた地元金融機関を辞め、両親と愛犬とむ(2012年1月23日他界)を置き去りに、英語の勉強+大ファンのU2に会うべく、アイルランドはダブリンに到着したのは1999年9月25日。

語学学校へ9ヶ月、コンピーター学校へ2ヶ月通うも仕事が見つからず帰国。

仕事したさにダブリンに2か月だけ舞い戻ったつもりが、友達だったフランス人のおかげで運良く仕事が見つかり,ダブリンに居座ることに。

CIMA(英国勅許公認管理会計士)休学中(というか断念)。現在はイタリア就職を夢見てダブリンでイタリア語勉強中。アイルランド人の親友であるAちゃんが相続したNorthsideのお家に野良猫一家(母、娘&息子猫)とともに居候中です。

Press&Mediaの方はt.kylieroi40s@gmail.comへお問い合わせ願います。それ以外の方のメールのご使用は固くお断り致します。

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