お年寄りを見捨てた!?アイルランド銀行(Bank of Ireland)の運営変更

昨日このニュースが流れ、アイルランド国民はびっくり!怒りをあらわにする人も出た。ファイナンシャル・ミニスターまで批判した。

タイトルにもあるようにアイルランド銀行、バンク・オブ・アイルランド(Bank of Ireland. BOI)が昨日発表したニュースに原因がある。

BOI_20151105221743a74.jpg
(www.theguardian.comより)

うちの会社は彼らにお世話になっている。そのためこのニュースが発表になる前の先週、同僚がすでにこのニュースを告げられ、教えてもらっていたため私は知っていました。

なんのこっちゃ?ですね。説明しましょう。

今月末からアイルランド銀行は窓口業務を制限するんです。その内容はこうだ。

窓口で取引できるのは現金700ユーロ以上の引き出しと、小切手入金3000ユーロ以上のみ。

その代わり、ATMでの一回の引き出しを1300ユーロまで引き上げるとのこと。それ以外の取引業務はすべてATMで行わなければいけないのである。だから彼らの支店には小切手入金が出来るATMがあり、これは去年一昨年くらいから支店に配置されています。

彼らいわく、実際に窓口業務取引率が4%だからだそうだ。それがどれだけ本当か私にはわかりません。

今まで機械を使うのに自信が無い人や、お年より、送金は小銭の入金(入金できる小銭は重さが決められており、その重さが無いと受付けてくれません)は窓口へ。どんな小さなことでも窓口でお願いしていたわけだ。しかし窓口業務が制限されるとなると、取引&業務内容によっては窓口でまったく取り扱ってもらえなくなる。機械を使うか、彼らのネットバンキングシステムを使うしかなくなるわけだ。

窓口業務があるところはいいですよ。うちの会社の近くのBOIでは窓口業務を完全廃止するんです。

うちの会社の場合、客が小切手で支払いすることもまだあるんです(かなり減ったけど)。例えばイギリスのお客がイギリスにある彼ら使用の銀行のユーロ口座の小切手で支払うなんてこともたまにある。。そうなると機械では入金が無理だったんで、窓口へ持っていって処理してもらってたんですよね。どうするのかなあ。金額は3000ユーロも無いことがほとんどなのに。すべての小切手が機械で入金できるようになるのかしら?それにお店の人の両替とかどうするのかあな。まあ事前に予約して両替するようにするとかするんでしょうな。

とにかくこのニュースで国民がびっくり&怒っている。

若い人はネットや機械に慣れてるからいいけど、お年寄りにとってはネットは別世界のものと言う人が大半では無いでしょうか?家の両親だってネットなんて使いませんよ。でもキャッシュカードでお金は出せますけどね。

それに今後お年寄りが窓口で大金を一括で下ろすことになる。それを狙う犯罪も増えるかもしれない。かなり危険であるという人もいる。

おかげで「アイルランド銀行はお年寄りを見捨てた」なんて言われている。そのため銀行側は昨日お年寄りには対応するといっていたけど、窓口業務廃止のところはどうやねん!?ですわ。

国民が怒っている理由はもう一つ。先日システムエラーで給料が下ろせなかった人がたくさんいたんですよ。インターネットバンキングもかなりの頻度でメンテナンスしててログインできないことが多々ある。それなのにネットで業務をしろって言う方がおかしいと言うのである。それに国がとんでもなくなった原因を作った一つが銀行。そして彼らの経営もやばくなった。そんな時、銀行を救ったのは国民の税金。

税金でアイルランド銀行を救ってやったのに、救ってやった国民にこの仕打ちか!?

と言っていた人をネットで見て思わず納得した。

最近では支店も次々に閉鎖しているアイルランド銀行。この動き、目に見えていたといえば目に見えていた。経費削減したいと言うのもあろう。でもいろんなちょっとしたことですぐ手数料取ってるよ、この銀行!何はともあれあまりにも急だったためみなびっくりであった。今後お年よりは窓口業務に規制のない銀行へ口座を移す可能性もありますね。どうなりますか。。。

ちなみに他の銀行はアイルランド銀行のような運営導入をする予定は今のところないそうです。


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ティファニーカイリー

Author:ティファニーカイリー
人口1万人、サルやイノシシ、野良犬がうろついているような日本の田舎町から6年半勤めた地元金融機関を辞め、両親と愛犬とむ(2012年1月23日他界)を置き去りに、英語の勉強+大ファンのU2に会うべく、アイルランドはダブリンに到着したのは1999年9月25日。

語学学校へ9ヶ月、コンピーター学校へ2ヶ月通うも仕事が見つからず帰国。

仕事したさにダブリンに2か月だけ舞い戻ったつもりが、友達だったフランス人のおかげで運良く仕事が見つかり,ダブリンに居座ることに。

CIMA(英国勅許公認管理会計士)休学中(というか断念)。現在はイタリア就職を夢見てダブリンでイタリア語勉強中。アイルランド人の親友であるAちゃんが相続したNorthsideのお家に野良猫一家(母、娘&息子猫)とともに居候中です。

Press&Mediaの方はt.kylieroi40s@gmail.comへお問い合わせ願います。それ以外の方のメールのご使用は固くお断り致します。

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