さようなら!ウェブサミット(Web Summit)

今月3日(火曜日)から5日(木曜日)の3日間、ダブリン南にあるイベント会場RDSでウェブサミット(Web Summit)が開かれました。

websummit 5
(www.irishtimes.comより)

去年もご紹介したウェブサミット。世界中からたくさんのIT関連企業が集まってきます。その場で投資の契約も結べることもあるし、これから業界進出を狙っている会社にとっても名前や商品を売るうってつけのイベント。ITに興味ある人、これから事業を始める人にとっても、すでに成功している人の話を参考にもできる。Aちゃんも仕事の関係で去年行っていました。

チケットは3日間で1200ユーロ以上するのですが、今年も大盛況だったようです。ちなみに上の写真に写っている方がファウンダーのPaddy Cosgrave(パディー・コスグレイブ)さん32歳。アイルランド人、ウィックロー州出身です。ヘッドオフィスはダブリンにあります。

2010年から毎年ダブリンで開かれていたイベント。今年でダブリン開催は最後。

いろいろあったんですよ。。。政府と彼らとの間で。両方折り合いがつかず、ウェブサミットは来年からポルトガルはリスボンで行われることになりました。理由はこちらからわかります。興味のある人はこちらのメールをお読みください。ウェブサミット側が発表したものです。長いですけど。https://files.websummit.net/correspondence.pdf

ようは彼らが政府にリクエストしていたのは交通整理、交通機関、ホテルそしてWIFI。

イベントのお蔭でひどい交通渋滞が起こるんですよ。そのためサッカーやラグビー、ホースショーなどの時のように警察が交通整理をしてほしかったようです。交通機関は例えば空港から会場までの交通費の割引やシャトルバスの用意など。ホテルは異常なまでにこの3日間値上げするんです。ぼったくりもいいとこ。それなりのお得オファーがないと海外から来る方やダブリン郊外の方にはかなり負担になる。

そして最も重要(個人的に思う)な問題はWIFI。

去年WIFIがつながらなかったなんてことがあったんですよ。ウェブサミットなのに!そんなことあってはならないですわ。今年も問題があったと聞きましたが。。。

2016年もダブリンで行いたかったウェブサミット側の要求に対し、政府関係者の対応はのらりくらりといった感じで、いまいち熱がこもってなかった。それにパディー氏がかなりイライラしたような感じが上のメールから読み取れます。

We are not looking for a penny。

とメールで彼が数回言っています。しかし実際このイベントのため、アイルランド政府から毎年7、000ユーロを受け取っていたらしいです。しかし今回ポルトガル政府はウェブサミット開催のため、1,3ミリオンユーロを彼らに払うらしいです。だから行くんじゃないの??なんだかんだいって最終的には、

やっぱり金?

と思ってしまいますよね、悪いけど。だったら最初からお金要求した方がはっきりしてて気持ちいいけど。だって営利目的の会社なんだからお金ほしいのは当たり前よね。とにかくリスボン行きになったことに対して、ネットでは「どうぞ行ってください。」と言う人が意外に多い。

結局今年はエンダはウェブサミットに参加せず。先週の金曜日に正式に招待状を彼らからもらったらしいですが、急過ぎて予定が組めずだったらしい。でもたとえ組めていたとしても行かなかったと思うな。エンダだけでなく、アイルランドの政治家は誰一人として参加してなかったという話。招待状は渡ってたという話だけど。招待状を遅く送るってちょっと意地悪な感じがするわ。

このイベントにはウェブサミット側にも問題がある。これはAちゃんも去年指摘していたのであるが、食べ物が売っているところへ行くには会場をいったん出てかなり歩いて別の会場に買いに行かないといけないらしい。会場内のアクセスに問題あり。雨だったら最悪ですよ。

そして今年。

食べ物を食べた人が写真をツイッターに載せたため、ネットニュースになってしまっていました。

websummit 6
(www.dailyedge.ieより)

これ、20ユーロのトークンを買い(3日トークンは50ユーロ)、買った食べ物。これで20ユーロは誰が見ても超ぼったくり!

ダブリン=ぼったくり

私たち住民にとってぼったくりダブリンは当たり前の事実なため、やっぱりか~くらいですが、海外から来た人は超度肝を抜かれた(悪い意味で)であろう。交通がどうのこうのとかホテルがどうのこうのという前に食事をなんとかしろと言う人もネット上にいた。納得である。

そしてもう一件。今年行かなかった(チケット購入していない)Aちゃんのところにはウェブサミットからメールが何度も届いたらしい。

"We are looking forward to seeing you."

メールの設定もちゃんとできないような会社のサミットはどうぞリズボンで開催してくださいとAちゃんは言っていた。

パディー氏は今日のチャットショー、Late Late Showにゲスト出演する予定になっていたのですがキャンセルしたそうだ。世間か彼に100%見方していないのがわかっているからであろうか。。。

リスボン行きになった来年のウェブサミット。はっきり言ってこの件、政府側もウェブサミット側もどっちもどっちだと私は思う。とにかく来年リスボンで成功することを祈りましょう。


それでは皆さんよい週末を!月曜日にお会いしましょう。

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comment

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No title

URLを持っていないので、書き込みできるかどうか分かりませんが、以前から楽しく拝読していることもあって、一度コメントしてみたいと思って書きました。

WEB SUMMITの件、興味深く読みました。
実は9月にダブりンに行き、パーネルスクエアの普通のホテルに泊まったのですが、1泊朝食無しで159ユーロでしたので
今回はもっと高かったのでしょうね。
東京でも昔の晴海、今のビッグサイトも食べ物は美味しくないので、それはあんなもんかなと言う感じです。
何にしても、来年リスボンに行ってしまうのは残念ですね。
日本では、こういうイベントを1企業が行うと言うことが無く
殆どが、天下りを迎えている業界団体が主催するので政府と揉めると言うことはまず起きないのですが、間に立つような機関もないのでしょうね。折角成長しつつあるのに勿体ないです。

このイベントに、投資家でもあるヒースリップが来ていて
アルゼンチン戦について語ってますね。
今やっていれば勝っているよ、という感じですが
まあそうなんでしょうね。
あの試合、フランス人レフリーが後半相手の3番の選手に
当然イェローを出す(この選手は2枚目なのでレッド)と
思われた所を何故か注意だけにしてしまったのが不自然でしたね。アイルランド人は潔いので、そのことは言わないようですが・・・。

ついでですが、ティファニーさんのブログを見て、ダブリン文学ミュージアムに行ってきました。ゆっくり見ましたよ。
一番印象に残ったのは、セシル・デイ・ケイスの肖像で、息子さんの盟友ダニエルとそっくりなのが(当たり前ですが)面白かったです。
日本では父君は英国の桂冠詩人、子息は英国俳優と紹介されたしてますが、どちらもアイルランド人ですね。

長文失礼しました。
これからも楽しい記事をよろしくお願いします。


No title

訂正
ケイス(誤)
 ↓
ルイス(正)

KKioさんへ

書き込みできていますよ!初コメントありがとうございます!そしていつもこのブログを読んでくださっているのですね。ありがとうございます!楽しく読んでいますよ、というコメントを頂くたびに辞めずに続けてこれて良かったと思います。

さてウェブサミットですが、日本ではレッドテープバンバンなのかもしれませんね。だから一企業がこのような企画をして実行するのが難しいのかもしれませんね。こちらはその点ゆるゆるですし、国も小さいですから、新しく事業も起こてるしやすいのではないかなと思います。(EU LAWが関わっても来ますからややこしい部分もあるでしょうが)

ウェブサミット側の意見では値上げ率600%とか!しかし9月で、パーネル・スクエアーで素泊まり159ユーロは高すぎです。ダブリンはホテルも高いです。残念ですけど。

アイルランド人もぶつぶつ言いますが、それは自分のチームの試合の時がひどいくらいですね。基本起こってしまったことにこだわっても結果が出てしまったんだから仕方がない。次に向けてやるしかないくらいに思っていると思います。さらっとはしていますよ。日本人の方がドロドロしてると思います。

ミュージアム、行かれたのですね!私が行ったときからかなり変わってしまったようで値上げもしたし、カフェも消えました。セシル・デイ・ルイスの肖像画、ありました?覚えがありません!日本が間違ってイギリス人と紹介するのも無理はないかもですね、残念ですが。昔イギリスの領土でしたから、つい一緒にしてしまうのかもしれませんし、イギリスに長年住んでイギリスで亡くなればイギリス人だとしてしまうかもしれませんね。

今後もお時間があるときにぜひブログを読んでやってください。またのコメントお待ちしております。

相互リンクのご連絡

相互リンクのご連絡 お世話になります。貴サイト拝見しまして非常に良いコンテンツを配信されており勝手ながらリンク集に追加させていただきました。(以下URLのヘッダはスパム対策で外していますが、こちらです) konkatsuhack.website/ 相互リンク、ぜひご検討いただければ幸いです。管理人

No title

書き込みができていて良かったです。
丁寧にご返事も頂き有難うございました。

ついでですので、もう少し書いておきます。
9月には、Co ウェクスフォードのエニスコーシーにも
行ったのですが、それは好きな作家であるC・トービンの生まれた町を見てみたいと思ったからです。
最近、そのトービンの小説が映画化され、
主演は21才のサイーシャ・ローナンと言うことを知りました。
「Brooklyn」。(ジョン・クローリー監督。)
日本で上映されるのかどうか分かりませんが、もしご覧になるようなことがあれば、ブログでご感想を教えて下さい。
サイーシャと言う読み方でいいのか分かりませんが、この人は
13歳でアカデミー助演女優賞候補になった、凄い人のようですね。今度も候補には上がりそうだと言う話ですが。
他にGlasslandというアイルランド映画も評価が高いようですね。こちらの主演はジャック・レイナー。(23歳)
偶然、ふたりともアメリカ生まれのアイリッシュらしいです。
弑さな国と言われましたが、アイルランドは素晴らしいと思いますよ。(ダブリンの物価が高くても)
では、どうか、これからもお元気で楽しいブログをお続けください。またいつか、コメントを書きます。
今週はサッカーのボスニア戦。頑張って欲しい。


KKioさんへ

いえ、こちらこそ。再度のコメントありがとうございます。

今回のアイルランドの旅は作家めぐりの旅だったのですか?

彼女の名前、アイリッシュなんで難しいですよね。私、綴れませんもの!シアーシャさんです。ブログを始めてすぐの2010年に書かせていただいたのですが、彼女の叔父に当たる人と私は一緒に働いたことがあります。今でもFBで友達です。彼女とは似ても似つかない(当たり前かしら!)人ですけど。

文学に興味がおありなら。。。ダブリン出身の文学者だけに的が絞られていますが、こちらの本も面白いと思います。生意気ですみません。http://www.bookdepository.com/City-of-Writers/9781908308450。このサイトの本の値段が異常に高いです、念のため。

またお時間があるときにコメントいただけるととてもうれしいです!
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ティファニーカイリー

Author:ティファニーカイリー
人口1万人、サルやイノシシ、野良犬がうろついているような日本の田舎町から6年半勤めた地元金融機関を辞め、両親と愛犬とむ(2012年1月23日他界)を置き去りに、英語の勉強+大ファンのU2に会うべく、アイルランドはダブリンに到着したのは1999年9月25日。

語学学校へ9ヶ月、コンピーター学校へ2ヶ月通うも仕事が見つからず帰国。

仕事したさにダブリンに2か月だけ舞い戻ったつもりが、友達だったフランス人のおかげで運良く仕事が見つかり,ダブリンに居座ることに。

CIMA(英国勅許公認管理会計士)休学中(というか断念)。現在はイタリア就職を夢見てダブリンでイタリア語勉強中。アイルランド人の親友であるAちゃんが相続したNorthsideのお家に野良猫一家(母、娘&息子猫)とともに居候中です。

Press&Mediaの方はt.kylieroi40s@gmail.comへお問い合わせ願います。それ以外の方のメールのご使用は固くお断り致します。

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