スカイ・ニュースの"イギリス人"主張の件

今日はめっきり寒いアイルランド。

スライゴやメーヨー、ドニゴールあたりでは8センチの雪が積もると予報されてます。内陸部のキャバン、モナハンエリアでも4センチ積もると言われており、今晩は昨日より冷え込むようです。

寒いと言えば。。。

ゴールデングローブでノミネートされていたのに賞が取れなかった、元同僚の姪っ子ちゃんでアイルランドが誇る女優シアーシャ・ロ―ナン。ゴールデングローブの発表の数日前にBAFTA(British Academy Film Awards、英国アカデミー賞)のノミネートの発表がありました。

シアーシャ・ロ―ナンが映画ブルックリンで主演女優賞候補に選ばれたんです。

saoirse 1
すばらしい!(www.telegraph.co.ukより)

ネットミュースで知ったんですが、そのニュースがイギリスのSky News(スカイ・ニュース)で流れていたそうなんです。ニュースを発表したさい、ニュースを読んだ男(イギリス人)がシアーシャちゃんを

"One of ours"


と言ったんです。つまりシア―シャちゃんはBrits(ブリッツ)の一人、イギリス人だと主張したわけです。

お蔭でネット上でアイルランド人から非難轟々!彼女は立派なアイルランド人だ。アメリカで生まれてるけど、その後すぐにこちらに移住。ご両親もアイリッシュだし。まだアメリカ人が彼女をアメリカ人だと主張するのはわかる。でもイギリス人が彼女をイギリス人だと主張するのはおかしいではないか?てなことです。


そこでRTE・TENがシア―シャちゃんをイギリス人だと主張したスカイニュースの件についてツイッター。(ツイッターやり取りはEntertainment.ieより抜粋)

saoirse 1

すると、ニュースでイギリス人だと主張した張本人がツイッター。

saoirse 2

おおおおおおおお~~~い。なんじゃこいつ!ちょっと待てよ。

アイルランドはブリテン諸島、だからイギリス人なん???

確かにさ、ブリテン諸島と言う中にアイルランドは見事に入るわけですよ。でもね、こちらでは現在自分たちがBritish Isleに入ってるなんて言う人いませんよ。独立してから政治的にもまったく一緒ではありませんからね。Republic of Ireland(アイルランド共和国)、Irish(アイルランド人)。ちゃんと区別している。

地理の結果ってか?しかもコンプリメントてか?私、こういうイギリス人、大嫌いです。

でも逆に言えば、イギリス人をアイルランド人って主張してもいいってことですよね?同じブリテン諸島なんだから!ってそれはちょっと違うのか。でもどうせアイルランド人が何か悪いことして捕まったりしたら、その時はちゃんとアイルランド人って言うんだろうね。

イギリス人って(勿論全員じゃないですよ!)こうやってアイルランド人をOne of ours、イギリス人だと主張することが実は度々あるんです。今回が初めてじゃない。マイケル・ファスベンダーもコリン・ファレルもイギリス人だと主張した過去がありますし、私が数年前に見たネットニュースではジェームス・ジョイスとオスカー・ワイルドをイギリス人作家だと主張してましたしね。それじゃあただのいいとこ取りやないの。

スカイ・ニュースのこの男もそうですが、間違いをちゃんと認めませんよね。あんまり謝らない。私は自分の会社の支社がイギリスにあり、仕事上メールやり取りが多いんですが、何度言ってもわかってもらえないことが多い。

何度も同じことをメールに書いて、「このやり方は間違えてる。これが正しいんです。」と超簡単英語で説明しても無視!自分たちが正しいと主張し、自分たちのやり方を押し付けて来るんです。まるで、

Talking to a wall。

きっといくらアイルランド人がこのスカイ・ニュース男にシアーシャちゃんがイギリス人ではなくアイルランド人だと言ってもTalking to a wall。一生こちらの主張は聞き入れないでしょうね。

BAFTAでもしシアーシャちゃんが賞を取ったら。。。どれだけのイギリス新聞が"イギリス人・シアーシャ・ロ―ナン"って載せるのかしらね。見ものです。

ちなみにAちゃんはこの件をどう思うか聞いた。返事はこうだった。

「I don't care。」


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No title

1月はご多忙とのことでご返事に手間を取らせてはいけないと思い、控えてきましたが、今日のような話だとついコメントしてします。すみません。

まずボウイさんについては、まるで知らないので特別な灌漑のようなものはありませんでした。
レノンの時はショックでした。暗殺だったせいもありますが。
もっともその時点では彼がアイリッシュだと言うことは知らず
日本でも次第にいろいろな情報がもたらされる中で知ったのですが。
その時知っていたらもっと大きな喪失感味わっていたと思います。
昨秋のRWCの時期、日本でもラグビー熱が盛り上がったのですが、俄かファンが増え、笑わせる(或いは腹立たしい)ことがありました。
その一つがある所に「英国4協会云々」と言う記述があり、それに対して別の人からアイルランドは英国では無いと言う指摘がなされたのですが、この指摘に対して更に別の人がアイルランド協会には英国人からなる北アイルランドも所属しているのだから、アイルランド協会を英国の1協会だと言っても誤りとは言えないと言う見解を書いていたのを見ました。
日本人の場合は、バカが無知をさらけ出しているだけで
北の地域のユニオニストでも、そんなことは言わないだろうと、思っていましたが、ちょっとびっくりですね。

ボウイさん死去のニュースと同じ日に、ゴールデングローブ賞の発表があったと思うのですが、私には5人もノミネートされて
(一人も受賞できなかったことの方が残念なことでした。
(ただ、主演女優賞のブリー・ラーソンの主演作品が身内の「Room」だったのは、ローナンにとって不運と言うか運命のいたずらと言うか・・・)
アカデミー賞で何とかノミネートされれば、「Brooklyn」の日本での公開もあり得るので、まだ望みは捨てていません。
イースターの頃、そちらの方を訪ねるので、英語は駄目ですが
原作を読んで筋は知っているので、その頃まで上映されていれば見に行きたいとも思っています。

昔、高名な映画評論家のの故荻昌弘氏が、名画と言われた「炎のランナー」を評して、イギリスのダブルスタンダードそのものと看破していたことを今度のようなことを聞くとまた思い出します。

長文、失礼しました。では、お体を大切にお過ごしください。

Re: No title

コメントありがとうございます!

忙しいのはすっかり終わりましたし、忙しいといってはいますが、コメントやブログをアップする時間はちゃんと作っておりますので遠慮は全くいりません。気にせずにコメント欄に書いてください。

ジョン・レノンの方が日本にゆかりがあるので、日本人にとってはたぶん彼の方がデビッド・ボウイより親近感があると思います。それに人気からいってもビートルズは圧倒的でしたし。

ジョン・レノンの件ですが、申し訳ないのですが彼がアイリッシュとは言い切れないというのが私の意見なんです。彼の父方のおじいさんがダウン州出身で、リバプールに移り住んだ人。母親の方はアイルランドの血筋がないと思いました。ただ彼がアイルランドの血筋を引いていることにものすごく興味を持っていたとのことです。良ければこちらの記事をお読みください。http://www.joe.ie/life-style/irelands-john-lennon/13020。彼自身は自分がアイルランド人だと思っていたようですが、私の周りでは彼のことをアイルランド人だと言い切っている人はいないんですよ。

イギリスにはアイルランドからの移民の子孫がたくさんいて、例えば音対のブログでちらりとご紹介したモリッシーもそうです。両親はアイルランド人。彼が生まれる前にマンチェスターに移り住んでいたわけです。そこで生まれたのが彼。だから彼はイギリス人でもあるしアイルランド人でもあるとなるわけです。彼についてはまたの機会にブログで書くつもりです。

日本人にとってアイルランドはやはりまだ遠いわかりにくい小さな国なんだと思います。残念ですが。。。しかしイースター蜂起100周年の今年をきっかけにもっとアイルランドを知ってもらえるとうれしいと思っています。

昨日、アカデミーでもシアーシャちゃんがノミネートされましたんで日本でも映画が公開になるかもしれませんね!Roomは今日からこちらで公開。近く見に行きたいと思います。こちらも日本で公開になるといいですね。 

No title

こんにちわ。イギリスの傲慢さってメチャクチャ腹が立ちますね。いいことは全部自分たちって言い張りたいわけですね。ジオグラフィーって。。。それじゃあブラジルはアメリカ大陸の一部だからアメリカだって言うのかい!?NZとかもone of oursだと思ってそうですよね。

言い張るで思い出しましたけど、イギリスで旅行小切手を換金しようとした時のことです。パスポートが旧姓のままで、小切手のサインと違かったのですよ。で、それは本来問題ないのです。でも窓口の男は「ダメ」の一点張りで(前回もこの窓口で換金したと言っても馬耳東風雨)、挙げ句の果てに「お前のパスポートは正しくない」とまで言いだす始末。お前は移民局の役人じゃないだろう!ただのセインズベリーのcurrencyコーナーのパートタイマーだろう!って思いましたけど。。。talking to a wallで思い出してしまいました。頑固な国民ですよね。Irishだったら絶対そんな態度取らないと思います。

アイルランドに対する日本人の無知ですが。。。私の周囲はかなり「アイスランド」と間違えてました。そこまで間違われると腹が立つより呆れるばかりですが。。。

Kさんへ

こんにちは!

あの傲慢さがあったからこそ、いろんな国を植民地化出来たのかもしれませんね。お蔭でアイルラドもえらい目にあいましたけど、そのおかげで叩かれても立ち上がる強い国民になったんだと思います。

セインズブリーでえらい目にあいましたね。スーパーの店員にパスポート疑惑を持たれるなんて!こちらなら「まあええわ」的な態度になるのではと思います。そして最後には世間話して。。。国民性の違いがかなりありますよね。確かに彼らは頑固!

日本人がよく間違えることですね、アイスランドってすぐ思うところは。ギネスの国と言ってもわからない。U2の出身国と言ってもやっぱりアイスランドと思っちゃってるとか。でもそれはそれで私はまたか~と思うだけです。私がもしアフリカに住んでいる人から国を言われてもどこにあるのかピント来ないのと同じじゃないかなと。人のことを怒れないんで違うよ~と笑って正しい位置を教えることにしています。
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ティファニーカイリー

Author:ティファニーカイリー
人口1万人、サルやイノシシ、野良犬がうろついているような日本の田舎町から6年半勤めた地元金融機関を辞め、両親と愛犬とむ(2012年1月23日他界)を置き去りに、英語の勉強+大ファンのU2に会うべく、アイルランドはダブリンに到着したのは1999年9月25日。

語学学校へ9ヶ月、コンピーター学校へ2ヶ月通うも仕事が見つからず帰国。

仕事したさにダブリンに2か月だけ舞い戻ったつもりが、友達だったフランス人のおかげで運良く仕事が見つかり,ダブリンに居座ることに。

CIMA(英国勅許公認管理会計士)休学中(というか断念)。現在はイタリア就職を夢見てダブリンでイタリア語勉強中。アイルランド人の親友であるAちゃんが相続したNorthsideのお家に野良猫一家(母、娘&息子猫)とともに居候中です。

Press&Mediaの方はt.kylieroi40s@gmail.comへお問い合わせ願います。それ以外の方のメールのご使用は固くお断り致します。

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