ギャングランド(Gangland)問題と選挙-その2

昨日お伝えしたギャング抗争。リージェンシー・ホテルで射殺された人物のお葬式がダブリンで昨日行われました。

お葬式にはたくさんの警察(銃を持っている人と持って無い人両方)が警備に当たっていたようで、その映像はニュースで放送されていました。お葬式には警察に名前が知れ渡っている人物などが何人かいたためです。何が起こるかわかりませんからね。ヘリコプターも教会の頭上を飛んでいたそうです。結局何も起こらなかったので良かったですが。

お葬式はかなり大きなものだったので、どれだけギャングがドラッグで儲けてるか想像がつくなと思いながらニュースを見ておりました。棺桶が15,000ユーロ(約192万円)するものだったと言われていますしね。

ちなみに昨日、うちの家の頭上でもヘリコプターが低めに飛んでおり、少しの間動かずじ~っと静止していました。うちのバスルームの天窓から丸見えだったんです。裸じゃなくて良かったとAちゃん。(まあ、彼らからは全く見えないとは思いますがね)サーチライトは使われてなかったので、誰かを追っている感じではなかったにしろ、警戒している感はものすごくありました。なんだか物騒でいやですわ。


さて、リージェンシーホテルの襲撃事件に話をまた戻しますが、実はこのニュースが流れた後、CIRAがBBCに声明文を出し、自分たちがやったと表明。CIRAとは、 Continuity Irish Republican Army 。 Continuity IRA、IRA継続派。

このグループは1986年にジェリー・アダムスとマーティン・マックギネスがアイルランドの議会をボイコットする方針を辞めたことをきっかけにシンフェインから分裂。1994年、Provisional Irish Republican Army(PIRA、IRA暫定派)が停戦後、活動が活発になったと言われおり、活動先は北アイルランドのプロテスタント地域やベルファストと言われています。(間違いがありましたらコメント欄にて訂正お願いします)

この声明文が出された後すぐにテレビではこれはかなり信憑性が高いと言っていました。しかしジェリー・ハッチの兄が殺害された後、CIRAのスポークスマンという人が自分たちは関与していないという声明文を出し、先の声明文は嘘であったことになったわけだ。

しかしなぜCIRAが関与となり、その信憑性が高いと思われたのでしょうか?

Real IRAのアイルランドのボスが2012年9月に射殺されたことへのリベンジではないかと思われたこと。彼らはドラッグ関係の犯罪者は嫌いだとアイルランド人から聞いたことがありますので、私はそれもあるな、と個人的に思ったんです。そしてもう一つは2人のガンマンが使っていた銃。

GANG 1
写真の使いまわしですみません。

こちらの銃はAK-47と言って、昔PIRAがよく使っていた銃で有名であると言われています。しかし停戦後、銃が処分される前に流れたと、どこかのニュースが言っていました。ちなみにこの銃はIRAがカッザーフィー(リビアの最高指導者)が生きていたころ、銃をリビアに輸出したことがあるそうだ。

CIRAの声明文が嘘であったとはいえ、AK-47が使用された時点でやはり何らかの関係があるのではという人は現在でもいるようです。


AK-47が使用されたことで、ノースサイドに住んでいる私には月曜日、こんなジョークが会社で待っていました。

「ティファニーはノースサイダーだからAK-47が家にある。」


次の日も同じ事を同じ人から言われました。よほど私に言いたかったらしい。ノースサイダーだからって銃は持っておりません。念のため。



ポチっとクリックお願いします!

にほんブログ村 海外生活ブログ アイルランド情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ 
スポンサーサイト

comment

管理者にだけ表示を許可する

No title

解説ありがとうございます。銃撃事件といっても、無差別とギャングの抗争では全然意味が違いますよね。アメリカなんかだと会社クビになったからとか、学校で無差別とか、本当にいつどこで撃たれるか分からないですから本当に怖い(知り合いも普通に街中で銃で脅されたことがあるとか聞きました。映画ゴーストと同じシチュエーションですね)。

私の住んでいた神戸とか山口組の本拠地だったし、知り合いの家の近所にヤクザの幹部が住んでいたりとか、けっこう身近?でしたけど、彼らは一応一般市民は傷つけないというルールがあるようですし。私的にはダブリンでこの程度で済んでいるなら御の字じゃないか、と感じちゃいます(東京でも包丁振り回したり色々ありますからね。大都会は人が多いから事件の件数も比較的多くなるのは仕方ないですよね)。

Kさんへ

いえいえ。少ししか説明できませんでしたが。。。ネットニュースにはもっと詳しくたくさん出ていますので、お時間があるとき読んでみるもの良いかと思います。

Kさんへ

先ほどの続きですが。。。いろいろあるんですよ、アイルランド。何かやらかして逮捕された男が実は「70 previous convictions」だったり。おいおい、そんな奴が街あるいとるんかい!ですよ。殺人で罪になっても数年で出て来たり。。。過去に犯罪を犯したものがタクシー運転手だったなんてことも昔はよくありました。(最近は厳しくなってそれはないはずです)

なので、大きな事件がないなあ~と思っていても、実は事件がいろいろあって。。。泥棒も多いですしね。日本と比べるとどうか、となると私は今でも日本の方が安全ではと思ってしまいます。さすがに日本では70 previous convictionsが街は歩いてないですよね。(と、思っているのは私だけ?)

No title

確かに比較したら日本の方がはるかに安全だと私も同意します。でも、もし日本人がダブリンのギャング同士の抗争で危ないと騒ぐようだったら「日本だってそうじゃん!」と言いたいって感じです。

殺人で数年ですか!?怖すぎますね。カトリックだから「赦す」が大事?被害者側はたまりませんよね(というか普通の人たちが怖いだろう)。私のいたベルギーも、ブリュッセルで働いてたんですが、例のパリ襲撃のテロリストの巣窟になってますからね。ヨーロッパは残念ながら今後さらに物騒になっていくのでしょうね。

それにしても詰まらないジョークを言う同僚ですね(2度も!)。AK-47はアメリカ人も家庭で持っているようですし(まあバージョンとか色々ありそうですが)、3度目を言うようだったら「そうだよ、持ってるよ。だからアタシを怒らせないように気をつけなっ!」ぐらいに返しておきましょう。

Kさんへ

たいしたことでも無いのに6年入れられたと思ったら、殺人ですぐ出てくるのもいるんですよ。まあ殺人でもいろいろあるんでしょうが。。。と聞いています。

まあダブリンも日本もべネズエラに比べたらぜんぜん安全だそうなんでよしとしないといけないかもです。ベネズエラの話はまたの機会に書きますね。

くだらないジョークはお手も野のですよ、うちの同僚は!K君(元同僚)がいたときはものすごかったんですが、今はジョークも吐けないほど忙しいようなので静かなもんですよ。

業務連絡・・・今メール書いてます!もう少しお待ちを!
Profile

ティファニーカイリー

Author:ティファニーカイリー
人口1万人、サルやイノシシ、野良犬がうろついているような日本の田舎町から6年半勤めた地元金融機関を辞め、両親と愛犬とむ(2012年1月23日他界)を置き去りに、英語の勉強+大ファンのU2に会うべく、アイルランドはダブリンに到着したのは1999年9月25日。

語学学校へ9ヶ月、コンピーター学校へ2ヶ月通うも仕事が見つからず帰国。

仕事したさにダブリンに2か月だけ舞い戻ったつもりが、友達だったフランス人のおかげで運良く仕事が見つかり,ダブリンに居座ることに。

CIMA(英国勅許公認管理会計士)休学中(というか断念)。現在はイタリア就職を夢見てダブリンでイタリア語勉強中。アイルランド人の親友であるAちゃんが相続したNorthsideのお家に野良猫一家(母、娘&息子猫)とともに居候中です。

Press&Mediaの方はt.kylieroi40s@gmail.comへお問い合わせ願います。それ以外の方のメールのご使用は固くお断り致します。

Latest journals
Latest comments
Latest trackbacks
Monthly archive
Category
FC2 Counter
Search form
Display RSS link.
Link
Friend request form

Want to be friends with this user.