ブラックだった、サボール・ブラジル(Sabor Brazil)-後編

それでは昨日の続き。4品目へ行きましょう。

Pastel 。これはブラジルでよく食べられているそうです。中に牛ミンチが入っていました。ビネガーベース(下)とチリベース(上)のソースを付けて食べます。本場では牛ミンチだけでなく、いろいろ入れて食べるみたいですね。
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揚げてあるのでお腹にぐっと来てしまいました。しかも、料理と料理の間が空きすぎているため、その間に満腹感が襲ってきたんです。

そして5品目。

Duck confit com molho de Laranja。ベリーソースと粒マスタードが入ったポテト付き。
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なぜかフレンチスタイルで出てきました。これはかなり美味かったです。でもAちゃんも私も普段はダックをまったく食べない(故意に)食生活を送っているので、食べながら違和感を感じておりました。しゃあないねえ、メニューが選べないし、と言いながら。。。食べないのは亡くなったダックに悪いから、食べたんですけど。

あまりに腹満腹だった私は、ダックを半分残してしまいました。ダックに申し訳ない気持ちで一杯。家に持って帰るけど?と笑いながらも半分真面目にウェイターの男の子に聞いたのですが、笑われて終わりでした。

そしてお口直しのシャーベットが6品目。ピスタチオのシャーベット。でもシャーベットよりずいぶんクリーミーで重いです。でもこれは美味かった!
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7品目。Tábua de Queijos。チーズボードです。
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チーズはフランスや地元アイルランドのチーズが出てきました。ブラジルからは輸入できないからです。上に3種類のゼリーが見えますが、真ん中の黒いのはバナナ。でもあまりバナナの味がしませんでしたが。左手はスイートポテトのジェリー。これが絶品!芋羊羹といった感じで懐かしくなりました。

この時点でも私のお腹ははちきれんばかり!しかし、Aちゃんがせっせと食べてくれました。Aちゃんを連れてきた甲斐があった。

そしてデザート。やっと7品目!最後のお皿です!

Sobremesa do Dia 。パッションフルーツのシャーベット、チョコにパイナップルとココナッツが乗った、甘~いデザート。
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ちょっと私には甘すぎでした。チョコは美味しかったですけどね。Aちゃんが私が食べ残したパッションフルーツのシャーベットを全部食べてくれました。

この時点で何時だったと思います?

午前12時10分。

とうとう木曜日の朝になってしまいました!料理と料理の間が長いとはいえ、夜通し食べたことになります。まだコーヒーと紅茶が出てきてないわよ!というAちゃん。デザートを食べ終わってからオーダーを取りにきた。Aちゃんはミントティー。私はカモミール。

ウェイターの男の子が持ってきたティーポットがあまりにも素敵!

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象さんのティーポット!金と銀。いや~これ、むっちゃほしい!一家に一ついるわよ~。「どこで買ったの?」とAちゃんが聞いたのですが、わからないと言われたので、翌日ネットで調べたら、イギリスの会社、The DRHが作っていることを発見しました。http://www.thedrhcollection.com/catalogsearch/result/?q=teapot

ちなみにこの象さんのティーポットで入れたティーは本当に美味しかった。Aちゃんのミントティーはドイツの会社の物。私のカモミールはあのフォートナム&メイソンのものでした。あそこの紅茶のファンなのよね~。アフタヌーンティーに来ると、この象さんのティーポットで紅茶を淹れてくれるそうで、ぜひ来てくださいと言われてしまいました。今となっては、行きたくても行けないけど。

この日、レストランを出たのが午前12時55分。

やっぱり今日中に帰れませんでした。家についたら午前1時をすっかり回っていました。そして私は翌朝午前6時10分に起きて、会社に行った次第です。一日中、頭がぼ~っとしてました。こんなに遅くまでレストランで食事をしたのは、二人とも生まれて初めてでございました。


買ったクーポンのおかげで、この7コースのテイスティングメニューはとてもお値打ちだったのは間違いない。

肝心の料理は。。。パンが一番おいしかった。次がダックかな。料理は世間が言うほど"WOW!"ではなかった。

でもウェイターさんたちは私たちの名前を覚えてくれてるし、男前だったし、サービスは最高だったし(料理は遅いが)、ゆっくりできた。追い出されなかったしね。たぶん(?)ミシェランスターレストランでも味わえないような、パーソナルな、特別な夜を演出してくれ、お客さんを特別な気分にさせてくれた。ロマンティックな雰囲気だからカップルにももってこい。気に入ったので、今度はAちゃんとじゃなくて、彼氏と来るぞ!それまでに彼氏作るわ!なんて思ったら。。。

思いっきり夢で終わったやん!!!

(彼氏を作る夢は終わっていません!)


突然のレストラン閉店ニュース。


ネットに乗った時は衝撃を受けましたが、行くことができて、かなりラッキーだったとAちゃんと二人で話していたんです。アフタヌーンティーにも行こうと言っていたんですよ。象さんのティーポットで入れたハーブティー飲みたさに。でもクーポンが4月いっぱいまでのしか売っておらず、二人とも予定がいっぱいで無理。次にクーポンを売り出したときにしようと話していた矢先の出来事でした。

ネットには、元ウェイターの人のコメントが載っていました。実はその人は私たちが訪れた時のウェイターさんの一人でした。

彼曰く、従業員さんはブラジルから来た学生さんばかりだそうで(彼も学生さん)、去年の11月からお給料をもらってなかったそうなんです!!!オーナーは何度も払うと言ってたそうですが、一度も払われなかったらしい。そして現在ももちろん払われず、オーナーはレストランを閉め、とんずらですわ。弁護士に相談しろ、俺は一銭も払わんと言われたそうですしね。

オーナーたち(二人いる)、最低な人間ですわ。

閉まる前の日曜日には、シェフ(ブラジル人女性)はレストランに行くのを辞めたそうですよ。お給料を全額らってなかったから。その日のサービス、どうしたのかな。。。と、そっちも気になった。お客さん、帰されたのかしらね。多分彼女が一人でキッチンを切り盛りしてたはず。だから料理が出てくるのが異常に遅かったんだと思う。スーシェフを雇うお金もなかったくらい、前から経営がやばかったのでしょう。

彼らがブラジル人学生だからって、足元を見られていた可能性が大ですよね。そんなことも知らず、私たちは食事を楽しんでいたのかと思うと気分が悪いです。あの日に払ったチップ、ちゃんとウェイターさんたちに渡っていたのかも怪しいわ。絶対オーナーが握りしめていたに違いない。

同じような話はムーアストリートにあった、パリスベーカリーでもありましたね。このブログでも書きましたけど。あそこも同じ。オーナーが突然店を閉めて、従業員には一切お金が支払われていなかった。従業員は外国人がほとんどでしたもんね。こき使い、払わないって。。。中世に生きてるんじゃないんやで!!!

超ブラックもいいとこだった、サボール・ブラジル(Sabor Brazil)。

アイルランドは景気が良くなってきている。

羽振りがいい人も多くなったと思う。

でもお金持ちになっているのは会社のオーナーなど一部で、実際、従業員にはお金があまり回ってないと私は思う。サボール・ブラジル(Sabor Brazil)のようなブラックな所も、私たちが知らないだけで、実際たくさん存在するんじゃないかと思う。そして最終的には頑張って働いた従業員さんたちが泣き寝入りする羽目になる。。。

もし、不法滞在状態で働いていたら、ひどい目に合ってもクレームできないですよ。下手したら即通報されて、国外退去でしょう。それこそ泣き寝入りするしかない。まあ、最近は会社側が、雇う前にちゃんとビザを確認しているから、不法滞在状態では働けないとは思いますが。。。でも、わかってて、そういう人を平気で雇うところは今でもあると思うけど。

泣き寝入りしないためにも、そういう時はどうしたらいいのか、対処法を知っておくのはいいことだと思う。たとえ貰えるはずのお給料が全く返ってこなくても、やるだけのことはやるべきだと思うからです。もし私がその立場だったらそうします。ということで、元従業員さんのコメントにコメントを返した方が、こちらへ相談するように勧めていました。法律で定められた、最低限の退職金はもらえるはずよね?倒産した会社が財産なかったら無理なのかしら?Department of Social Protection https://www.welfare.ie/en/Pages/home.aspx


同僚のブラジル人に、サボール・ブラジル(Sabor Brazil)がお店を閉めたことを伝えると、

「そうなると思ったわ!だって、ほとんどの料理がブラジル料理じゃないんだもの。ブラジルじゃあ、ダックは食べないわよ。」

なるほど。ブラック以前の問題やったかもね。


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ティファニーカイリー

Author:ティファニーカイリー
人口1万人、サルやイノシシ、野良犬がうろついているような日本の田舎町から6年半勤めた地元金融機関を辞め、両親と愛犬とむ(2012年1月23日他界)を置き去りに、英語の勉強+大ファンのU2に会うべく、アイルランドはダブリンに到着したのは1999年9月25日。

語学学校へ9ヶ月、コンピーター学校へ2ヶ月通うも仕事が見つからず帰国。

仕事したさにダブリンに2か月だけ舞い戻ったつもりが、友達だったフランス人のおかげで運良く仕事が見つかり,ダブリンに居座ることに。

CIMA(英国勅許公認管理会計士)休学中(というか断念)。現在はイタリア就職を夢見てダブリンでイタリア語勉強中。アイルランド人の親友であるAちゃんが相続したNorthsideのお家に野良猫一家(母、娘&息子猫)とともに居候中です。

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