Ballymun(バリーマン)とaxis(アクシス)‐前編

金曜日の夜、Aちゃん、Bさんと3人でこちらにコメディーを見に行きました。

IMG_0471.jpg

axis(アクシス)という、Ballymun(バリーマン)という街にある、小さな劇場で行われました。

設立から15年経つ、コミュニティー密着型の劇場です。いろんなことが、この劇場では起こってますよ。


まず、ダブリンにお住まいの日本人の方、または住んだことがある方で、今このブログを読んでいて、Ballymun(バリーマン)と聞いて「ゲッ!」と思った人が多いんじゃないでしょうか?

ダブリンに住んだことがない方にはなんのこっちゃ?ですが、Ballymun(バリーマン)は、残念ながら、治安が悪い街として、名前が挙がってしまう街なのです。街はダブリン空港近くにあります。

ballymun 1 
(Google Mapより抜粋)

街の説明は明日にするとして、axis(アクシス)でコメディーがやるからと、Aちゃんに誘われたので行くことに。劇場の存在は知ってましたけど、行ったことがなかったので、これはいい機会!と思いました。

見に行ったコメディーはこちら。

IMG_0525.jpg
Father Tedじゃなくて、Further Ted!

IMG_0464.jpg

このブログでも何度もご紹介している、超有名コメディーFather Ted(ファーザー・テッド)に出演していた3人のコメディアンのショーでした。ちなみにFather Tedの出演者はみなコメディアン。だから、あのショーが大成功したんだろうとAちゃんは言います。同感!

じゃあ、彼らがどの話で登場していたのか?ショーを見ていた人はわかるでしょう。見たことがない方のために。。。







上から、Eoin Mclove役、Patrick McDonnell(パトリック・マックドネル)、Father Stone役、Michael Redmond(マイケル・レドモンド)、Father Damo役、Joe Rooney(ジョー・ルーニー)だ。彼らはこれがきっかけで有名になりました。現在でもコメディアンや役者として活躍しています。しかし、私たちは彼らをコメディーショーで一度も見たことがなかったんですよ。今回が初めて。

会場は本当に小さいです。だからどこに座ってもよく見える。

IMG_0462.jpg

ちなみに撮影禁止だったので、彼らの舞台での写真はありません。

パトリック・マックドネルが一番手。現在はこんなお姿です。

Father 1
1年位前、彼をパブで見たことあり。(www.irishindependent.ieより抜粋)

Eoin Mcloveの有名セリフを観客に言わせてました。みんな覚えてるのよね。まあ、Father Ted は現在でも死ぬほど繰り返し放送されてますからね。だから忘れたくても忘れられない。上のビデオでも言っていた、「I have no willy。」はやっぱり観客の人が言ってました。そのほかのネタとしては、フランス人が会場にいないか聞いてから嫌いやと言ってたし、北の政治的なこともネタにしてました。テレビじゃ放送できへんな、これというネタ。

もちろんバリーマンのこともネタにしてましたよ。治安が悪いと言われている他の街と比べてました。みんな笑ってました。比べられて怒る人などはあまりいません。もちろん人によりますけど、基本的に自虐ネタが好きですからね、アイリッシュって。特にNorthsideの人って、そうじゃない?(思い過ごしか?)

そこで、パトリックが、バリーマンにアダルトショップはあるのか、観客に聞いたんですよ。すると観客の一人が、

IKEA!

と答えていたのには爆笑でした。あるんですよ、IKEAが。上のグーグルマップ見てください。バリーマンにあると言っていいのかどうか、正確には不明ですが。でもIKEAってアダルトショップか???ちゃうやん。笑!

次はジョー・ルーニー。現在はこんなお姿です。

FATER 2
結構男前!(www.entertainment.ieより抜粋)

彼は有名歌手のマネ+替え歌もやるんですよ。デビッド・ボーイモリッシーもやってた。やこれがなかなか面白かった。Brexitから移民の話になり、イギリスじゃ、移民が仕事を取っていくと文句言ってるけど、アイルランドは移民がDole(失業手当)取ってくと文句言ってると、ネタにして笑ってたけど。。。確かに!

そして彼はFather Tedでもやっていたネタ、Lovely Girls competitionをやってました。3人の女性を無理やり舞台に上げ、キャットウォークさせたり、ハムサンボ作らせたり!会場は爆笑でした。優勝しても、何ももらってませんでしたけど!

彼の舞台が終わった後は、15分ほどの休憩が入りました。劇場にはもちろんカフェがあります。お酒も出してますよ。

IMG_0463.jpg

普段でもここはカフェとしてもオープンしているそうです。フル・アイリッシュ・ブレックファーストが7.95ユーロって書いてあったかな。サンドイッチだけなら3.50ユーロ。シティーセンターより少しお値打ちな値段設定になってました。

休憩中、ロビーでAちゃんと喋ってたら、ジョー・ルーニーがこちらに向かって歩いてきたんですよ。ジャンパー着て、ギター背負って。

「あら?帰るの?」

とAちゃんが話しかけたら、

「次のショーがあるんだよ。だから帰らないと。」

と言って、ちょっと申し訳なさそうに、慌てて会場を後にしていました。しかも出入り口間違えてたし!急いでなかったら、一緒に写真撮ってもらいたかったんですけどね。残念。

最後はマイケル・レドモンド。現在はこんなお姿です。

FATER 3
口髭と眉毛がトレードマーク。(www.absoluteentertainmentireland.comより抜粋)

この人はのんびりやってました。口髭と髪の毛は真っ白何に、なぜ眉毛だけが黒いのか、とか言ってましたわ。会場の客にネタふることも多かった。そしてやっぱり移民の話になり、会場にアイルランド人以外の人がいるか聞いた。ポーランド人女性が一人いるということがわかった後、他に誰かいないか聞いた。

イヤ~な予感。

すかさず、Aちゃんがでかい声で、

「Here!!! Japanese!!!」

と言って、私を指さしてくるではないか!も~。

すると、マイケル氏はえらい驚き、

「Are you taking a p*ss?」


Not really。会場は笑いに包まれた。なぜバリーマンにいるんだ?と問われたので、友達が連れてきた、と言ってAちゃんを指さしたら、なんで私なん!?と言って嫌そうにしたAちゃん。でも本当やん~、あんたが私をここへ連れてきたんやん~。

予定は午後8時からの1時間半ショーでしたが、終わったのは午後10時過ぎでした。久々笑った!彼らは面白かったです。また見たいと思いました。


改めて思いましたけど、こちらのお笑いって、ビジュアルで笑いを取る人はあまりいない。トークで笑いを取る人のほうが断然多い。コンビもほとんどいない。一人でやるのがメインだ。かなり日本とは違う。

政治や、時事問題をかなりネタにするんで、その辺の事情が分かってないとコメディーを理解するのはむつかしいことが多い。嫁ネタや子供ネタなら大丈夫ですけど。

それにもう一点。スラング、バンバンだから、スラングがわからないと理解できないという問題もある。

コメディーは英語を母校語としないものにとっては最上級者向きだ。16年もここにいるけど、わからなくて笑えないことが何度かあったし。だからコメディーはほとんど見に行かないのですよ。100%笑えないから。でも腹いっぱい劇場で笑うってストレス解消にもなるし、楽しいわ。たとえ理解できなくとも、もっとコメディーに出かけないとと思った。

そんな面白いコメディーが行われたaxis。今回の入場料は15ユーロとお値打ちだったし、イベントガイドを見てたら、けっこういろんなものがやってるんですよ。ちなみにここでは昔、グレン・ハンザード(Glen Hansard)がコンサートやったそうですわ。彼はバリーマン出身だしね。ダミアン・デンプシーもここで演奏したことがあるんですって。舞台と観客の間があまり離れてない小さい劇場で、彼らの音楽を生で聞けるなんて、ファンにとっては最高じゃない?私は彼らのファンではないけど、この劇場でなら見たいと思う。

IMG_0526.jpg

車でないと行けない距離に住んでいるので、Aちゃんに連れてってもらわないといけなのがネックですが、ここへまた見に来たいと思いました。ちっちゃいけどええ劇場やわ。気に入った!

でも、これを読んでいて、「でもバリーマンやろ?行きたない。」と思っているそこのあなた!気持ちはわからないわけではありませんが。。。明日はバリーマンについてちょっと書いてみようと思います。


ポチっとクリックお願いします!

にほんブログ村 海外生活ブログ アイルランド情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
スポンサーサイト

comment

管理者にだけ表示を許可する

Profile

ティファニーカイリー

Author:ティファニーカイリー
人口1万人、サルやイノシシ、野良犬がうろついているような日本の田舎町から6年半勤めた地元金融機関を辞め、両親と愛犬とむ(2012年1月23日他界)を置き去りに、英語の勉強+大ファンのU2に会うべく、アイルランドはダブリンに到着したのは1999年9月25日。

語学学校へ9ヶ月、コンピーター学校へ2ヶ月通うも仕事が見つからず帰国。

仕事したさにダブリンに2か月だけ舞い戻ったつもりが、友達だったフランス人のおかげで運良く仕事が見つかり,ダブリンに居座ることに。

CIMA(英国勅許公認管理会計士)休学中(というか断念)。現在はイタリア就職を夢見てダブリンでイタリア語勉強中。アイルランド人の親友であるAちゃんが相続したNorthsideのお家に野良猫一家(母、娘&息子猫)とともに居候中です。

Press&Mediaの方はt.kylieroi40s@gmail.comへお問い合わせ願います。それ以外の方のメールのご使用は固くお断り致します。

Latest journals
Latest comments
Latest trackbacks
Monthly archive
Category
FC2 Counter
Search form
Display RSS link.
Link
Friend request form

Want to be friends with this user.