Ballymun(バリーマン)とaxis(アクシス)-後編

Ballymun(バリーマン)。

グーグルではそう書かれていますが、こちらの発音だと、バリモンに近いです。私はいつも日本人の友達と話すときは、「バリモン」と言っていますし、英語の発音も同じく。私の表記とグーグル表記がえらい違うって!?何のことを言っているのかわかればいいんです。英語の日本語表記なんて100%無理ですから。(持論)

余談ですが、アイルランドの街の名前にはBallyとつくことが結構あるんです。意味はPlace ofということらしいです。

昨日のブログでちらりと書きましたけど、バリーマンと言えば、残念ながら、治安が悪い街として名前が挙がってしまう街。日本人の中には、バリーマンを馬鹿にしている人も多いと思う。アイルランド人の中にも、馬鹿にする人はたくさんいます。

バリーマン出身のグレン・ハンサード。彼はバリーマンの出身のため、若い時、彼女の親にバリーマンの出身であることを嫌がられたと言っていたのを覚えてます。バリーマン出身者はみんな柄が悪いとか、ドラッグやってるとか、育ちが悪いなんて思われてるからです。

じゃあ、昔からバリーマンが治安が悪い街なのか???こちらのビデオからバリーマンの歴史がわかります。ぜひ見てください。



66年にフラットが出来た時は、人々がここに住みたがったらしいですけどね。デザインも画期的だしさ。お洒落よ、当時としては。



バリーマンと言えば、ビデオにも出てきたタワー。(フラット)すっかり壊されて、今では姿形はありませんが、昔はタワーが高いのですごく目立ってました。遠くからでも見えましたしね。バリーマンと言えば、フラット。ランドマークになってました。

金曜日の夜に行ったとき、axisの2階には、タワーがあった当時の写真が飾られていました。なんか懐かしい。

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上のビデオを見るまで、タワーの名前が1916年、イースター蜂起のリーダ7名の名前から取ったなんて全く知りませんでした。1966年はイースター蜂起から50周年だったとビデオでも言ってましたしね。なるほど!目から鱗やわ。

私は今の今まで、タワーにちゃんと名前がついていたことすら知らなかったんです。そんなん常識やん!とダブリン好きの人から言われて、馬鹿にされそうですけど。私、無知なのよ。知らんことだらけ。だからブログやって学んでると言ってもいい。ちなみに一番最初に建ち、最初に壊されたタワーの名前は、パトリック・ピアース・タワーだったそうです。やっぱり一番に名前つけるとしたら、パトリック・ピアースやろうなあ。私でもそうするわ。

私が来た1999年には、すでにこの地域は治安が悪い街として名前が通ってたバリーマン。治安が悪い地域は英語で、Disadvantage areaという言い方もされています。ちなみにダブリンには、そういった街が点在する。隣は治安がいい街として有名でも、その隣の街はそうじゃないとか。

しかし、こういった街を活性化させるため、政府がお金をつぎ込んでいる地域もあるんです。バリーマンも古いショッピングセンターを壊して、新しいのを建てる予定でしたけど、政府にお金がなくなり、おじゃん。ちなみにaxisも、街を活性化させるプランの一つとして作られたようですが、お金の出所が政府ではなくEUからだそうです。だから入場料がお値打ちなのかしらね。ありがたいねえ、EU。

現在はこのブログでも前にご紹介した、Liberties(リバティーズ。ギネスファクトリー周辺) に政府のお金が注がれ、活性化が進んでいるので、NorthsideのDisadvantage areaはおろそかになっているらしい。リバティーズは昔ながらの雰囲気もあるけど、お洒落なカフェやカレッジができて、発展してきてるものね。まあ、観光客がギネスファクトリーに行くのに歩くし、あの辺はやっぱりちゃんとしたほうがいいと私も思う。

バリーマンは昔より少し活性化してる。axis(アクシス)もそうだし、図書館だってあるし、ジムもあるし、ホテルもある。近くにIKEAもあるし。お洒落なアパートもたくさん建った。とはいえ、今でも治安が100%良い街ではない。ガラの悪いScumbagsたちが住んでのは事実。だからあんなとこ行くの嫌!というのもわからないではない。私だって、夜一人で歩きたくないとかありますもん。

だからと言って、バリーマンを見下したり、馬鹿にするのはどうかと思う。

実際、私たちのような外国人も住んでるし、普通に働いてる人もたくさん住んでいるのがバリーマンだ。他にも、2011-12年のダブリン市長はAndrew Montagueという方で、バリーマンに住んでいらっしゃる。フィナ・ゲール、TDのNoel Rock(ノエル・ロック)もバリーマン出身で、頑張ってるよ。この人ですよ、U2のチケットの問題に(チケットマスターの子会社がえらい高値で売る事を許してる)立ち向かってるのは。

NOEL 1
左がロック氏。TDの給料を上げる話が出てたけど、この人はきっぱり反対に回っていました。偉い!(www.journal.ieより抜粋)

バリーマンに限ったことではない。

こんなことがありました。日本人の友達がある時、もう一人の日本人に、知り合いがSouthside出身だと言ったんです。どのへんか聞かれて、とある地域名を言うと、そこは治安が良くない地域として名前が挙がるところだったため、「そこって、治安が悪いところじゃない。」と一言言われていたんです。

その人はSouthsideと聞いて、D4とかドーキーとか想像してたんでしょう。だからその人は地域名を聞いて見下したと私は思いました。でも、実際、その知り合いの人の家の周りは別に治安が悪いわけではないのです。地域名のイメージが悪いだけ。「治安が悪いところ」と言われて、友達は気分が悪かった、と私に後日言っていました。

つまりだ。

地域名だけで、すべての人が悪いとか、治安が悪いとかいって、見下したり、決めつけたり、馬鹿にするのは良くないと私は思うし、そういう人はあまり好きではない。ダブリンの場合、地域名が悪くても、その地域内のこの通りはいいけど、この通りはあかんとかあるんです。

確かに、地域名を聞いて、「よくそんなところ住んでるね~。」と思うことはある。先週ウォーキングツアーでお世話になった女性がの住んでいるところが、こちらでは治安が悪い地域として名が挙がるところでした。でも私はそれを聞いて、

「あんな治安の悪いとこ、よう住んでるねえ。」

なんて言いませんでした。昔は私もそういうことを言う人でしたけどね。自分の住んでるところを棚に上げて!!!

住んでいる人にとっては、そこが家賃が安いから、街に近いから住んでるとか、理由があるかもしれない。その地域が好きで住んでるのかもしれないし。選択の余地なく、生まれた時からその地域だったなんてこともある。治安が悪いどうのこうのというコメントは、住んでる、または住んでいた人にとっては大きなお世話かもしれないと最近思う。住んでる本人が、「治安が悪いのよ。」と言い出せば話は別ですけどね。

Ballymun(バリーマン)。

政府からお金がたくさん入ってこないかもしれないけど、将来空港と街をつなぐ地下鉄が走るかもしれない(構想はあるんです)。そうなれば、もっと街が活性化されて、もっと人が住みたがる街になるかもしれない。会社も設立して、仕事が増えることになる。治安も今より改善されるであろう。そういう日が早く来るといいなあと思っています。


それでは今日はこの辺で。来週月曜日にお会いしましょう。それでは皆さん良い週末を!


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ティファニーカイリー

Author:ティファニーカイリー
人口1万人、サルやイノシシ、野良犬がうろついているような日本の田舎町から6年半勤めた地元金融機関を辞め、両親と愛犬とむ(2012年1月23日他界)を置き去りに、英語の勉強+大ファンのU2に会うべく、アイルランドはダブリンに到着したのは1999年9月25日。

語学学校へ9ヶ月、コンピーター学校へ2ヶ月通うも仕事が見つからず帰国。

仕事したさにダブリンに2か月だけ舞い戻ったつもりが、友達だったフランス人のおかげで運良く仕事が見つかり,ダブリンに居座ることに。

CIMA(英国勅許公認管理会計士)休学中(というか断念)。現在はイタリア就職を夢見てダブリンでイタリア語勉強中。アイルランド人の親友であるAちゃんが相続したNorthsideのお家に野良猫一家(母、娘&息子猫)とともに居候中です。

Press&Mediaの方はt.kylieroi40s@gmail.comへお問い合わせ願います。それ以外の方のメールのご使用は固くお断り致します。

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