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それでも行った、アイルランド中絶禁止法改正国民投票投票会場と、結果の波紋

2,159,655 人が投票した、 アイルランド中絶禁止法改正国民投票。

Same-sex marriage(同性愛者結婚)のときの国民投票で投票した人数のパーセンテージが61%。今回はそれを上回る64.13%。関心が非常に高かったことが、数字からわかります。

しかし、アイルランドの歴史上、投票人数が一番高かった国民投票ではなかったそうです。一番高かったのは、1972年5月10日に行われた、欧州諸共同体に参加するかいなかを問う国民投票で、70.1%だそうです。

とは言え、アイルランド中絶禁止法改正において、関心が高かったのは確か。

ツイッターで、「今から飛行機に乗って、アイルランドへ行って投票します!」なんていう、海外在住者の人がたくさんいたんです。ネット投票ができないので、実際に会場に行かないとだめだからなんです。

ヨーロッパに住んでいる人なら、すぐ帰ってこれるし、チケット代もそんなにばか高いことはないから、会社を休ませてもらえるかどうかのほうが問題かもしれない。しかし、中にはオーストラリアから帰国した人や、アルゼンチンから帰国した人など、遠くからこの国民投票のために、安くはないであろうチケット代を払って、投票しに来た人がたくさんいたそうです。

素晴らしい!

Aちゃんの話では、飛行機やフェリーが遅れて、投票時間終了10時までに入れないかもしれない人もたくさんいたそうで、ツイッターで、投票時間延長を訴えていた人がたくさんいたんだそうです。そのため、航空会社やフェリー会社側も何とか時間内に着くように頑張ったらしいです。それも凄いなと思うわ。

中にはこんな人もいたんです。

アイリッシュの同僚のおばさん、82歳。アルツハイマー型認知症なんです。体も弱っているのだそうで、現在入院中。しかし、投票したいというんで、救急車で投票場まで運んでもらって投票したんだそうですよ。救急車代、安くはないはずだけど。

これまた素晴らしい!

そこまでして投票した人がいたんですね。アイルランドって、なんかすごいな。日本じゃここまではしないかも。(まだそういう状況になってないから比べてしまってはいけませんが)


Yesの結果を受けて、相当Upsetした人たちがいるんです。もちろんNo派の人たち。司教・ケビン・ドーランもその一人。今回の国民投票でYesに投票した人は"Sin"つまり、罪であり、コンフェッションするべきであると、昨日、RTEのラジオで言ったそうなんです。



ですよ。

今朝、会社に到着するやいなや、同僚のアイルランド人女性3人がこの件について話しており、こんなことを言っていました。一体何なん?という顔で。。。

「私たち、罪なんだって!!!Same-sex marriage(同性愛者結婚)でもYesに投票したから、罪が二つあるってことなのよ!」


宗教が絡むとややこしいわ、と思った私。

Yes派の人は、カトリック教会から、罪悪人扱い(言い過ぎ???)を受けて、余計カトリック教会が嫌になったんじゃないかと私は個人的に思っています。今までミサに行ってた人の中にもYes派はいたでしょうに。もうミサには行かない人が増えるかもしれませんね。

これだから、カトリック教会離れするんじゃん!とネットで書いている人を見ましたけど、ごもっともだと思う。まあ、教えがあるから、こういう意見が出ても不思議ではないのですけどね。

とにかく、Yesに投票した人に対してネガティブになっても仕方がないと思う。国民投票でYesに決まったんだから。これから、法律になる過程で、どんなことが盛り込まれるのかの方に注目したほうがいいんじゃないかと思う。

Yesだった結果、中絶ができるようになるアイルランドですが、それでも12週間以降の中絶は、よほどの理由がない限りできないそうで、するのは違法なようです。中絶コストが300ユーロほどかかるとか、二人のGPに見てもらってからでないと、中絶の許可が下りないとからしいです。これから、もっと詳しいことが分かると思いますので、またその時にフォローアップする予定です。

明日もこれに関した記事です。


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ティファニーカイリー

Author:ティファニーカイリー
人口1万人、サルやイノシシ、野良犬がうろついているような日本の田舎町から6年半勤めた地元金融機関を辞め、両親と愛犬とむ(2012年1月23日他界)を置き去りに、英語の勉強+大ファンのU2に会うべく、アイルランドはダブリンに到着したのは1999年9月25日。

語学学校へ9ヶ月、コンピーター学校へ2ヶ月通うも仕事が見つからず帰国。

仕事したさにダブリンに2か月だけ舞い戻ったつもりが、友達だったフランス人のおかげで運良く仕事が見つかり,ダブリンに居座ることに。

CIMA(英国勅許公認管理会計士)休学中(というか断念)。現在はイタリア就職を夢見てダブリンでイタリア語勉強中。アイルランド人の親友であるAちゃんが相続したNorthsideのお家に野良猫一家(母、娘&息子猫)とともに居候中です。

Press&Mediaの方はt.kylieroi40s@gmail.comへお問い合わせ願います。それ以外の方のメールのご使用は固くお断り致します。

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