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アイルランドで入院-意外と良かったクリスマス時入院

2019.04.12.19:50

私はクリスマスの数日前から熱が出てしまい、24日に退院することになっていたのに、すっかり延期となってしまいました。

クリスマスはアイルランドでは一番大事なイベント。

日本人で言う年末年始なわけです。

そんな大事なイベント時に病院に入院なんて、

むっちゃかわいそう

と思われるのである。

その上、家族無し。彼氏もおらん。これまた、

むっちゃかわいそう

と思われるのである。なので、

「退院後は誰が面倒を見てくれるの?」という質問に、

「親友と彼女のお母さん」

という返事を毎回していたのですが、「ああ。へえ~。」という反応しか返ってこない。

「親友」というのが不思議だったみたい。病状の説明を受ける時も、普通は家族や彼氏に説明するんでしょう。傍にいたAちゃんが聞こうとしたら、「あなたは下がって!」と医者がAちゃんに言っていたんですよ。

「いえ、彼女は私の親友で、私のガーディアンです。」

と言ったら、「あら。」という反応でしたからね。私みたいな人は珍しいようです。


24日退院の話の際、

「あなたは家族がいないし、親友のお母さんはあなたの面倒が見れない(足をやけどして水ぶくれが破裂したため、私はBさんに近づくのを禁止されていた)から、Convalescence(要は療養所)に移るのはどう?」

という提案までしてもらいました。

家族がいないのもかわいそうだけど、クリスマスに家族がいないのはもっとかわいそうだと思われていたんだと思います。

私ですか?

気にしてませんでした。

世の中には家族も親友もいない人が一杯いるんです。家族がいたって、家族がとんでもないやつで、頼れないなんてことはよくあること。夫婦でもめてるところもいっぱいあるじゃないですか?

頼れる親友と友達がたくさんいる私は、超ラッキーな人だという認識がいつもあるんです。

なので、かわいそうだと思わなくていいのよ~なんて思ってましたけど。


クリスマス数日前から、病室が空きだしたことに気が付きました。

病棟にテレビスクリーンがあり、どの病室に誰が入院しているか掲示がされているんです。ちなみに病状は書かれていませんが、看護師や医師がわかるサインが表示されていました。名前は頭文字だけの表示。男女の表示はされていましたし、いつ退院予定かも書かれていました。

そのスクリーンの表示が日に日に無くなっており、空き部屋が増えだしたんです。

クリスマスは家族と過ごしたい人が多いので、病院側もそんなに病状が重くなければ退院させている感じでした。中にはクリスマス後に戻ってくる予定の人もあったようです。実際クリスマスを過ぎたら、患者が増えだしましたので。

38部屋ほどあった病室。私がこの病棟に移った時は満室でしたが、クリスマス当日は14部屋しか埋まっておりませんでした。

おかげで看護師をベルで呼ぶとすぐ来てくれました。

クリスマス時の入院は意外にもラッキーであるということに気が付きました。

普段はなかなか来ないんですよ。一人で何人もの患者を診ないといけないから忙しいんで。


看護師の一人の人と話していたら、毎年クリスマス前には退院する人が多くなるけど、こんなに病室が空いたことなんて一度もないと言っておりました。


がらっとした病棟。

退院できない私。


クリスマスは病院で過ごしたわけですが、余りのガラガラさに、ちょっと寂しくなりました。

とは言え、看護師さんたちはみな笑顔。

配膳係の女性たちはみな笑顔で親切。中には家族の話までしてくれた人もいました。

おかげで寂しさはすっかり吹っ飛びました。


ちなみにこちらがクリスマス時のご飯!

IMG_4878.jpg

人参が死ぬほど乗っており仰天でしたが、ターキー&ハムが柔らかくてジューシーで実はむっちゃ美味しかったんです!お蔭でペロリと平らげてしまいました。

それにポテト!さすがポテトの国アイルランド。病院のご飯とはいえ、美味いですよ~。

Serviette(ナプキン)がクリスマス仕様に代わっていました!普段は白い、いかにも安もののやつなんです。


ということで、私はクリスマスは普通に過ごし、Aちゃんも後にお見舞いに来てくれたし、G君も来てくれたし、ANちゃんも来てくれたし、廊下は静か。普通の日よりもゆっくり過ごすことができました。

意外と良かった、クリスマス入院。


熱が出て、24日には退院できないと分かった日、ドクターの一人が病室でこう言いました。

「退院できなくてがっかりだね。」

私はこう言いました。

「そんなことないですよ。私、ここ好きですから。」

この文章をマニフェストしてしまったのであろう。その後一度下がった熱がまた上がり、きっつい抗生物質を投与され、結局31日まで入院する羽目になったのである。

クリスマス入院は意外と良かったとはいえ、病院で「ここ(の病院が)好き」なんて迂闊に言うもんじゃないと思いました。



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ティファニーカイリー

Author:ティファニーカイリー
人口1万人、サルやイノシシ、野良犬がうろついているような日本の田舎町から6年半勤めた地元金融機関を辞め、両親と愛犬とむ(2012年1月23日他界)を置き去りに、英語の勉強+大ファンのU2に会うべく、アイルランドはダブリンに到着したのは1999年9月25日。

語学学校へ9ヶ月、コンピーター学校へ2ヶ月通うも仕事が見つからず帰国。

仕事したさにダブリンに2か月だけ舞い戻ったつもりが、友達だったフランス人のおかげで運良く仕事が見つかり,ダブリンに居座ることに。

CIMA(英国勅許公認管理会計士)休学中(というか断念)。現在はイタリア就職を夢見てダブリンでイタリア語勉強中。アイルランド人の親友であるAちゃんが相続したNorthsideのお家に野良猫一家(母、娘&息子猫)とともに居候中です。

Press&Mediaの方はt.kylieroi40s@gmail.comへお問い合わせ願います。それ以外の方のメールのご使用は固くお断り致します。

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