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新型コロナウィルス-アイルランドでは。。。その17

2020.03.26.14:28

Ah, Jeysus!!!


とうとう身近な人がコロナウィルスに感染してしまいました。

Bさんが感染してしまったんです。

昨日の夕方わかりました。

定かではなかったのでブログに書いてはいなかったのですが、 

実はBさんがセントパトリックスデーの翌日あたりから高熱を出していたんです。

熱が出ていたのは実はその一週間以上前からなんですよ。

GPで抗生物質をもらっていたのですが、

強すぎてお腹をやられていたんです。

1週間コースを途中で止めたんですが、

調子が良くなってそのままにしてたんです。

調子が良かったので2週間前にセルブリッジにも行ったわけですよ。
(このことはブログにも書いた。G君がえらい大袈裟やって言い合いになってた)

そしたらぶり返してしまい、

GPに別の抗生物質をもらったけど熱が全く下がらず、

39,5度まで上がってしもてたんです。

GPは肺炎だと診断してただけ。

コロナウィルスの可能性なんて言わんかったんですよ。

なんせ咳はほとんど出ないし、

呼吸がしにくいことがなかったから。

でもあまりにも抗生物質が効かないし、

熱はほとんど下がらず。

実は数日前にAちゃんが泣いてG君と私に電話してきてたんですよ。

もうA&Eに行くしかないって二人で言ってたんですけど、

今までのようにちょっくら行ってくるわ~と言う感じで簡単に行くことは禁じられているんです。

病院自体見舞も禁止されているので、

一般人は誰一いないのが基本。

とりあえずその前にGPに言って検査をしてもらうためのリストには名前を載せてもらっていたんですが、

管轄であるHSEから全く連絡がない。

G君はなぜHSEから検査にすぐ呼ばれないのかと言って怒ってるし、

Aちゃんはどうしていいかわらないと言って電話口で大泣きしてるし。。。

もう大変やったんです、実は。

その翌日GPに病院へ行くための紹介状を書いてもらい、

A&EへBさんを連れて行ったAちゃん。

A&Eには誰一人として人がいなかったらしく、

すぐ診てもらえたらしいんです。

その時点でも肺炎だと言われていたのですが、

高熱なこともありコロナウィルスの検査をすることに。

その結果が昨日の夕方出たというわけです。

Aさんの隔離入院が決定して荷物を置きに行こうにも、

本人との面会は禁止。

セキュリティーの人が病院の玄関から病棟まで付いてくるそうなんですが、

病棟の入口で看護婦さんに荷物を渡してそこで帰されるんですって。

Bさんとのやり取りは携帯だけ。

携帯は持たせてもらえるんですよ。

とりあえず電話の応対で様子を感じ取るしかない状態なのです。


ドクター曰く、ウィルスをもらったのは約10日前。

ということはだいたい14日くらいになる。

私はこの日に実はBさんとAちゃんと街にあるスーパーへ買い物に行ってたんです。

ひょっとしたらそこでウィルスをもらった可能性が大なのだ。

とりあえずドクターは峠は越えたと言っているそうで、

熱が下がればすぐ退院できるみたいですが、

現在もまだ熱がある状態で、

退院はまだ先のことになりそうだ。


感染者が出ると、

HSEが誰と接触していたのかを探ることになるんです。

AちゃんがBさんと接触したであろう人の電話番号と生年月日を彼らに告げなくてはならなかったんです。

私は14日会っているので接触者リストに載ったわけです。

今朝、HSEの人がから思い切り電話がかかってきましたよ。

いや~、早いね、連絡してくるのが!

On the ballやん!!!

感染者との接触があったため連絡したと言われ、

名前と生年月日、

どこで働いているのか、(ヘルスセクターで働いているのかどうか聞かれた)

症状が出ているかどうか、

外出したのか、

した場合どこへ行ったのかを聞かれました。

今のところ症状はないというと、

感染者に接してから2週間は様子を見なくてはいけないと言われ、

28日まで様子を見るように言われました。

その間も目、鼻、口を触ったりしないように、

手をしっかり洗い、

手を消毒するように言われました。

昨日か一昨日でしたか、決まりが変わって、

高熱が出てる人を最優先に検査するんです。

だから感染者と接触してても症状が出てない人には検査がされません。

検査キットの無駄を防ぐためだと思います。

だから私も検査はなし。

ちなみに電話では感染者の名前は絶対に言いません。

Aちゃんがみんなに昨日連絡したからみんな誰だか知ってるけれども!!!

とにかくすぐ連絡してくれて、

きちんと丁寧に電話対応をしてくれた。

いちいちみんなに電話して確認するのは大変な仕事ですよ。

感染者が毎日200人以上いるのに!

思わず電話の男性に、

"Good job!"

と言ったら電話口で笑ってましたわ!

ちなみにBさんは今朝は昨日より症状が良くなっているらしいです。

でも今朝、Bさんは病室でパニくってたらしいんですよ、Aちゃん曰く。

テレビのリモコンを無くしたから!!!

看護婦さんが心配して聞いてくれたらしいんですけど、

リモコンを無くしたと知って「なんやねん!」という顔をされたらしいです。

Bさん、絶対すぐ回復するわ!


現在アイルランドの感染者は1564人。

9人の方がお亡くなりになりました。

午後6時の発表でまた200人以上の感染者が出るであろう。

3月18日から24%の割合で感染者が増えているそうです。

予想の30%は下回っているんです。

とは言え、気を付けないといけない事には変わりはありません。

もしアイルランドにお住まいの方で近くで感染者が出た場合、

またはご自身が感染した場合に少しでも参考になればと思い、

今日この記事をアップしました。

また明日アップデートします。

Stay safe!

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ティファニーカイリー

Author:ティファニーカイリー
人口1万人、サルやイノシシ、野良犬がうろついているような日本の田舎町から6年半勤めた地元金融機関を辞め、両親と愛犬とむ(2012年1月23日他界)を置き去りに、英語の勉強+大ファンのU2に会うべく、アイルランドはダブリンに到着したのは1999年9月25日。

語学学校へ9ヶ月、コンピーター学校へ2ヶ月通うも仕事が見つからず帰国。

仕事したさにダブリンに2か月だけ舞い戻ったつもりが、友達だったフランス人のおかげで運良く仕事が見つかり,ダブリンに居座ることに。

CIMA(英国勅許公認管理会計士)休学中(というか断念)。現在はイタリア就職を夢見てダブリンでイタリア語勉強中。アイルランド人の親友であるAちゃんが相続したNorthsideのお家に野良猫一家(母、娘&息子猫)とともに居候中です。

Press&Mediaの方はt.kylieroi40s@gmail.comへお問い合わせ願います。それ以外の方のメールのご使用は固くお断り致します。

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