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あれから100年-血の日曜日(Bloody Sunday)1920

2020.11.23.20:01

皆さん週末はいかがでしたでしょうか?

先週土曜日、

11月21日は、

血の日曜日(Bloody Sunday)100周年の日でした。

IMG_8909.jpg
(この雑誌については後日語ります)

IMG_8910.jpg
(土曜日のIirsh Independentについてきた小冊子)


Bloody Sunday(ブラディー・サンデー)と言えばU2のSunday Bloody Sundayと言う曲を思い出す人も多いかもしれません。

でもあの曲はこの事件のことを歌っているわけではないのです。

Bloody Sundayでもあの曲は北アイルランド、ザ・トラブルズ(The Troubles)のことを歌っているので。


1920年の血の日曜日(Bloody Sunday)の事件は、

アイルランド独立戦争中に起こった、

イギリス軍(The Crown Force、イギリス国王軍とでも言いますか)によってダブリンにあるスタジアム、クローク・パーク(Croke Park)でゲーリックフットボール中に銃撃され、

14人の市民が命を落とし、たくさんの市民が怪我を負った事件です。

IMG_8913.jpg

IMG_8912.jpg

このシーンは映画「マイケル・コリンズ」にも出てきます。

(事実とちょっと違うんですけど。14人全員がその日にあそこで亡くなったわけではないのですよ。7人が撃たれて亡くなり、5人は撃たれた怪我のために後に亡くなり、2人は逃げ惑う人達に押しつぶされて亡くなっているので)

マイケル・コリンズとはアイルランドの独立運動指揮者、政治、軍事指導者です。

土曜日の夕方、クローク・パークで100周年記念式典が行われました。

アイルランド人俳優、ブレンダン・グリーソン(Brendan Gleeson)が14人の犠牲者一人一人について読みあげています。

犠牲者の方の生活が見えてくる感じがしませんか?さすがやなと思います。





この事件に関してはこちらのビデオ(英語しかありませんが)がよくわかると思います。






上のビデオでもでも言ってますけど、

この日の朝、マイケル・コリンズが指揮してイギリスの諜報員(The Cairo Gang)の暗殺を実行。

30人の暗殺リストがあったそうですけど、

結局全員暗殺はできず、(住処に行ったけどいなかったとかあって)亡くなったのは13人(補佐官二人含む)。

住民二人も巻き添えになっている。

IMG_8914.jpg

IMG_8911.jpg

暗殺者たちが銃を持ったままクローク・パークの試合場に紛れ込んでるということで、

イギリス軍がクローク・パークへ行ったわけ。

で、指揮者の指揮通りに事が進まずこんな惨事になったわけです。

銃撃は90秒続いたと言われています。

実際暗殺に加わった二人と一人(関係ない人)の3人のアイルランド人はイギリス軍に捕まり、

拷問されて撃たれて死亡してます。


この事件だけで32人も亡くなったことになります。(Ireland’s Ownには31人死亡となっていますが、関係のない人一人を入れると32人になる。とにかく30人以上が亡くなったことに変わりはない)


この事件のためにイギリス軍は国際的にも悪い印象を与えてしもたわけです。(歴史から言えばイギリスは過去にもっといろんなところでいろんなことしてるけどね)

もしマイケル・コリンズが暗殺を計画しなくて誰も殺してなかったらこんなことにはならなんだとも言えますよね?

そしたらどう歴史が進んだのかな、と思ったりします。

きっとイギリスによる制圧がもっと続いていたのではと。。。

なので、エリザベス女王2世が2011年にクローク・パークを訪れたことはすごいことだったのですよ。


「この日に犠牲になった市民の人たちを忘れない。」


とても大事なことだと思います。

でもそれは過去にしがみついているわけではないし、

イギリスを恨み続けるためでもない。(ご家族は無念だったと思いますが)

前に進むために、

事実として受け止めて、こういうことが二度とないように、

そして歴史を後世に受け継いでいこうとしているアイルランドって大人だな、と私は思う。


たまにアイルランド人はイギリス人が大嫌いだとか言う日本人の人がいるけれど、

私の知る限りそうではないです。

中には大嫌いな人ももちろんいるとおもうけど、

全員が全員ではないですよ。

イギリスの映画やドラマ、テレビ番組はバンバンやってて見てるし、楽しんでる。

好きでもないけど嫌いでもないって言う人が私の周りにはたくさんいるし、

王室が嫌いなだけで人は嫌いじゃないとか言う人もたくさんいますしね。


コロナのせいで小さい記念式典になってしまったのが残念だったのですけど、

とてもいい記念式典だったのではと思います。

100周年でダブリンチームのゲーリックフットボールのジャージも特別になったそうですし。

SUNDAY 1
(ツイッターより抜粋)

SUNDAY 5

SUNDAY 4

現在はコロナのせいでミュージアムにも行けませんけれど、

規制が解けたらぜひクローク・パークのミュージアムに行ってみてください。(阪急交通社さんのブログに何年か前に載せました)

お勧めです。

ここのカフェもなかなか良いですよ。



SUNDAY 6


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ティファニーカイリー

Author:ティファニーカイリー
人口1万人、サルやイノシシ、野良犬がうろついているような日本の田舎町から6年半勤めた地元金融機関を辞め、両親と愛犬とむ(2012年1月23日他界)を置き去りに、英語の勉強+大ファンのU2に会うべく、アイルランドはダブリンに到着したのは1999年9月25日。

語学学校へ9ヶ月、コンピーター学校へ2ヶ月通うも仕事が見つからず帰国。

仕事したさにダブリンに2か月だけ舞い戻ったつもりが、友達だったフランス人のおかげで運良く仕事が見つかり,ダブリンに居座ることに。

CIMA(英国勅許公認管理会計士)休学中(というか断念)。現在はイタリア就職を夢見てダブリンでイタリア語勉強中。アイルランド人の親友であるAちゃんが相続したNorthsideのお家に野良猫一家(母、娘&息子猫)とともに居候中です。

Press&Mediaの方はt.kylieroi40s@gmail.comへお問い合わせ願います。それ以外の方のメールのご使用は固くお断り致します。

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