アイルランドとイギリス。。。大きな前進!

今日のIrish Independentの一面記事はこんな感じでした。

            QUEEN 5
         クイーンのGarden of Remembarance訪問は「歴史的な和解」に当たりますよね。

しかしここから数分歩いたところ(ちなみに友達のイタリア人G君がすぐそばに住んでます。無事でした。)ではクイーンのアイルランド滞在反対デモがあり、初めはかなり平和なものだったらしいんですが、そのうち花火はするわ、ビンやブロック、自転車まで(!)が警備にあたっていた警官に投げられるわ、路地ではごみに火をつけるわで、21人逮捕。そのうち1人はすぐ釈放。20人は今朝裁判所行き。

デモだ、といいつつ、警官に何かできると便乗していたのがかなりいたように私は思いました。ちなみに同僚から聞いた話があります。昨日の夜ラジオにこのデモに参加した男が電話出演してたそうな。

ラジオ:「なぜデモに参加したのですか?」

男:「北アイルランドを返して欲しいからだよ。」

ラジオ:「どこの県を返して欲しいんですか?」

男:「北だよ。」

ラジオ:「どこの県?名前を挙げてください。」

男:「わからないよ。」

ラジオ:「なぜわからないのですか?返して欲しいんですよね。」

男:「地理は苦手なんだよ。」

あっちゃ~~~(笑)。


このデモを見た私の周りのアイリッシュは「あほだ。」と言ってます。暴力デモやっても何もならないのに。私的にもこのデモには賛同できないわ。

いろいろ歴史があって人もたくさんイギリス軍に殺されたのは事実。昨日もご紹介したCroke Park(クロークパーク)での14人の死がBloody Sundayの元。その後、北アイルランドのDerry(デリー)で起こったイギリス軍による13名の死(1972年1月30日)はBloody Sundayとして有名なのは皆さんもご承知のとおり。

その上、Dublin/Monaghan(ダブリンとモナハン)の爆発(1974年5月17日)で34人の方が命を落としていますが、昨日が37周年。そのときの調査のファイルがイギリス政府にあるんですが、アイルランドはアクセスが出来ない状態。そのことでもクイーンに対して反感を持っているようです。首相Enda Kenny(エンダケニー)がDavid Cameronイギリス首相に言うらしいですけどね。(David,今日到着するはず)

クイーンの訪問前日、RTEでThe Frontlineという番組をやっていたのですが、アイルランドにお住まいの方、たくさんの方が見られていたのでは?

           The Frontline 1
                時事問題を扱います。Pat Kenny(パットケニー)が司会。がんばってます。

番組にはクイーン訪問賛成派の男の人(名前がわからん!すみません)とAちゃんが嫌いなこの人が出て討論。

Mary Lou Mcdonald Sinn Fein(シンフェイン党)のMary Lou Mcdonald(メリールーマクドナルド)。

お互いに反対、賛成の理由を言ってましたが。。。やっぱり私は、シンフェイン党の考えには賛同できないな。IRAとリンクが噂されている(と言うかしてたでしょう)シンフェイン党。たくさんの人を殺したときにはあとで「そのことは許してください、忘れてください」と言ってたそうですが、イギリス軍のやったことは忘れられないってのはどうか?と番組でPatが言ってましたね。

それに例えばデンマークやらの王室関係者がアイルランドを訪問するときはOKだけど、イギリスはだめ。おかしくないか?基本的にイギリスがいやってことですよね?

昨日のデモの参加者の中にはマンUとかリバプールとかイギリスのフットボールのサポートしてるのがいるらしいし、テスコに買い物もやめるべきじゃないのかな?X-Factorだってあれイギリスの番組だしさ。そんなにイギリスがいやなら一切かかわらないようにしてくれればまだわからないでもないが。。。

イギリスが一番初めにアイルランドがお金に困ったときに助けを申し出てくれたらしいし、イギリス人が一番アイルランドにホリデーに来ている国民らしいし(2006年からその数が減ってるらしいけど)、イギリスがないとこの国は成り立たない、とアイリッシュの人が言ってます。それが見えないアイリッシュが多すぎると同僚が言ってました。

歴史は重い。。。誰でも身内や友達が殺されたことを忘れることはできない。。。しかし、今はそれを乗り越え、お互いに助け合う未来を築く方がいいんだ、という意見を耳にします。ここまでいえるアイルランド人はすごい、と思います。


とにかくクイーンに何事もないように願います。。。



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comment

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いまでも強いですね

わたしもそう思います。
わたしの働いてるレストラン いま週末しかやってません。
イースターのときは毎日オープンしました。
それは北からのホリデーメーカーがくるからです。
彼らがこないときはお店を閉めます。
もし彼らがアイルランドとしていっしょだったら、このアイルランド 全滅じゃないの?
と歴史も地理もまったく興味ないわたしがそう思いました。

彼のど田舎の実家の周りは空き家です。 イースターホリデーや夏には北アイルランドやイギリスのホリデーメーカーたちが来ます。最近 この不景気まっ只かの中大きな家が売れました。 イギリス人が買ったみたいです。
家が売れた人、それに改装業者、電気会社 町のレストラン
彼らに助けられることわからないんでしょうね

まさよさんへ

ほ~、北からのホリデーメーカーのためにお店を空けたとは、すごいですね。
で、来ないときはお店を閉める。。。
アイルランドでお金使ってくれるイギリス人、本当ありがたいですよね。日本人ながらそう思います。

普段気がつかないけれど、イギリス人のおかげでって所、かなりありますよね。嫌いだ、とか許せないという気持ち、わからないでもないんですけど(日本人の私が言うのもなんですが)、時代が変わったし、助けて助けられる、いい関係を築いた方が絶対お互いに幸せだと思います。

*初めまして*

初めてコメントさせていただきます。
少し前にこちらのブログを偶然みつけて以来、楽しく拝見させていただいていました。
私は今ロンドン在住でアイルランドには行った事がないのですが、こちらのブログを拝見する度に、行きたい衝動にかられています☆
今回のことでは、日本外交とも同じ印象を受けたりもしています。私は勿論世界中の皆が仲良く平和にと願う気持ちですが、今回のクイーン訪問にアイルランド国内では反発もあるようで、その報道はイギリスでも沢山されていて少し心が痛みます。
私は音楽が大好きで、クラブにもよく遊びに行くしハープもやっているので、近い内是非そちらに遊びに行ってみたいと思っています。またコメントさせていただきます。

Naokoさんへ

コメントありがとうございます!

ロンドンにお住まいなのですね?ロンドンの方が日本の物、かなりそろうのでうらやましいです。

このブログで独身アラフォー女でも楽しめるアイルランドをご紹介できれば、と思っております。アイルランドのイメージは自然&緑という印象が日本人には強いかもですが、それだけでもない、いろんなこともあるし出来るということが伝われれば幸いです。

日本の外交と同じ。。。まったくおっしゃるとおりです。

今回の件で海外の新聞では反クイーンデモをフォーカスしてるみたいですね。そちらの方が人をひきつけるから?かなり残念です。しかし昨日のスピーチで新聞もデモでなく、滞在そのものをフォーカスしてくれることを願ってます。

なにはともあれ、ぜひアイルランドに一度いらしてください!

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ティファニーカイリー

Author:ティファニーカイリー
人口1万人、サルやイノシシ、野良犬がうろついているような日本の田舎町から6年半勤めた地元金融機関を辞め、両親と愛犬とむ(2012年1月23日他界)を置き去りに、英語の勉強+大ファンのU2に会うべく、アイルランドはダブリンに到着したのは1999年9月25日。

語学学校へ9ヶ月、コンピーター学校へ2ヶ月通うも仕事が見つからず帰国。

仕事したさにダブリンに2か月だけ舞い戻ったつもりが、友達だったフランス人のおかげで運良く仕事が見つかり,ダブリンに居座ることに。

CIMA(英国勅許公認管理会計士)休学中(というか断念)。現在はイタリア就職を夢見てダブリンでイタリア語勉強中。アイルランド人の親友であるAちゃんが相続したNorthsideのお家に野良猫一家(母、娘&息子猫)とともに居候中です。

Press&Mediaの方はt.kylieroi40s@gmail.comへお問い合わせ願います。それ以外の方のメールのご使用は固くお断り致します。

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