アイルランド人とポーランド人の関係

アイルランドが一試合も勝てず、ゼロポイントでヨーロピアンチャンピオンシップを敗退し、今回のトーナメント、Worst Teamと言われているのはもう皆さんご承知のところ。(言われてるんですよ。涙)

EURO 2012 35 Whatever you say...


アイルランドのサッカーファンがBest Supportersと言われているのももう皆さんのご承知のところ。(言われているんですよ。笑)

EURO 2012 32 イタリア戦にて。

そのBest Supportersなアイルランドのサッカーファンがたくさんポーランドへ渡り、試合を見たのも皆さんご承知のところ。スペイン戦で歌ってるアイリッシュファンの姿はロイ・キーンがぶつくさ言っててもやはり鳥肌もの。普段ぶつくさ言っているティファニー・カイリーであるが、さすがにこれには脱帽。アイリッシュファンは尊敬したい。http://www.youtube.com/watch?v=lOLgXjplfh4&feature=related

そんなファンの一人、James Nolan(ジェームス・ノーラン、21歳)君が実は17日の日曜日から行方不明になっていたのです。こちらでは大きく報道され、みんな心配してました。

10人ほどの仲間と一緒にポーランドへ渡り、試合を見に行っていたジェームス君でありましたが、前の晩、ポーランドはブィドゴシュチュ (Bydgoszcz)で仲間と飲むも、その後仲間と離れ、一人でどこかへ行ってしまったらしい。

宿泊先ホテルに翌朝(日曜)になっても戻らず、心配した仲間が日曜のお昼に警察に通報、行方を捜していたのです。

しかし、努力のかいもなく、彼の遺体は水曜日、ブィドゴシュチュの川で発見。水曜日の夜、家族が遺体を確認。やはりジェームス君だったわけです。

死因は溺死。うわさでは地元ポーランド人と飲んでいたパブで小競り合いがあったそうで(すぐ解決したらしい)、もしかして帰り際に襲われただの、強盗にあっただのいろいろ言われていたんです。しかし、遺体に外傷が全くないことや、金品は全く取られていないことから間違って川に転落し溺死下のでは?といわれています。

かなり酔っていたのでは?とも言われていますが、どのくらい酔っていたのかは現在血液検査中でわからないそうです。


彼が行方不明になってから、ブィドゴシュチュの市長さん(Rafal Bruski、ラファル・ブルスキさん)や市民もかなり心配してくれていたそうです。そこで昨日、遺体がジェームス君のものだと確認されてたのを受けて、ブィドゴシュチュの市長さんがUEFAにクオーター・ファイナルの4試合のうち1試合で、ジェームス君とアイルランド人のために黙祷を捧げてもらえるよう、このように書いてお願いしたそうです。

“It would be a symbolic gesture of respect from all of us, showing that in such moments the great football family is united”

すばらしくないですか?

そしてこのような事も後におっしゃっていらしたそうです。

"Let us pay tribute to the Irish – the best supporters of the tournament – and let it be a day of solidarity with those who are the most affected by this untimely death."


昨日のチェコVSポルトガル戦では捧げられていませんでしたし、UEFAが承諾したのかするのかわかりません。しかし、私はブィドゴシュチュの市長さんがUEFAにお願いした、と言う事実に感動しました。

しかも現在ブィドゴシュチュの町ではアイルランドの国旗が半旗に。カフェやレストランではジェームス君の写真が黒のリボン付きで飾られているそうですし、遺体発見場所にはろうそくやお花がたくさん置かれているそうです。


なぜこんなにポーランド人はアイルランド人に尽くしてくれるのか?

と思っていらっしゃる方もみえるでしょう。なぜって、それは今回のヨーロピアンチャンピオンシップでアイルランド人がたくさんポーランドに渡り、かなりの大金を使ってくれたからだそうな。(かなり飲んだと見た)

つまり、アイルランド人が町の景気に一役かった
から。

ポーランドでアイルランド人ファンは大歓迎だったらしい。イタリアに負けた後、「アイルランド人、来てくれてありがとうパーティー」なるものを開いていたと言うのも聞いたくらいですから(笑)。


ポーランド人の同僚いわく、ポーランドでは警察が行方不明者を探すには、通報から48時間経ってか。それにポーランドの警察って不親切らしい。

しかし今回、48時間待たずにすぐさまジェームス君の行方を捜したそうだし、通報したアイルランド人の話ではポーランド警察官がとても優しく親切に対応してくれたそうな。

普通ではまず考えられない対応だったそうです。それもこれも、アイルランド人だからという理由と

ヨーロピアンチャンピオンシップ(サッカー)のおかげ

だとポーランド人同僚は言う。


しかしだ。アイルランドではポーランド人がEU加盟国になってから大量に移民してきた事に関し、快く思ってない人が実はけっこういる。

なぜか。。。私の個人的意見ですが、それは仕事をアイリッシュから奪ったっていうのもあると思うけど、犯罪者も混じって移民してきたようで犯罪を犯すし、英語を習おうとしない(私の同僚はみんな英語が異常にうまい)そして一番の現在の良く思われてない原因が、

失業手当(Dole)をアイルランドでもらいながら、いい生活しているのがいる

ではないでしょうか?仕事ないんなら自分の国に帰れ!アイルランド人にお金がいるんや~!と思っているアイルランド人がたくさんいるというわけですわ。(私の知る限り)


彼らポーランド人にしたらアイルランドで働いてたし、失業手当もらう権利はあるわけです。(法律でも決められてる)それに国に帰っても何もないからいちゃうよね。

アイルランドにいたら食べ物無料、服も無料、週に現在188ユーロほど基本もらえるはずだし。規定でもっともらえる人もいるはずだから居心地いいのかも。それに無料で何年か勉強させてもらえる場合もある。

ポーランド人に限らず、アイルランドではEU圏の人の中にはこうやって住んでる人が結構いるらしいのです。だからアイルランド人の嫌がる気持ちはよくわかる。私も税金納税者ですからねえ。


しかしだ。今回の悲劇をうけ、ポーランド人がアイルランド人に対してとても親切であったこと受けて快く思ってなかったアイルランド人の中にはポーランド人に感謝している人がかなりいるようなのです。

これをきっかけにポーランド人に嫌悪感が少し消えたのでは?と私は思いますね。

ジェームス君の悲劇。。。ご家族の方やお友達にお悔やみを申します。ジェームス君、RIP。悲しい出来事でしたが、彼の死がアイルランドとポーランドの関係をいい方向に少し縮めた気がします。


そして、サッカーはまだまだ続く。。。イタリアとスペイン応援するわ~!では良い週末を!


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ティファニーカイリー

Author:ティファニーカイリー
人口1万人、サルやイノシシ、野良犬がうろついているような日本の田舎町から6年半勤めた地元金融機関を辞め、両親と愛犬とむ(2012年1月23日他界)を置き去りに、英語の勉強+大ファンのU2に会うべく、アイルランドはダブリンに到着したのは1999年9月25日。

語学学校へ9ヶ月、コンピーター学校へ2ヶ月通うも仕事が見つからず帰国。

仕事したさにダブリンに2か月だけ舞い戻ったつもりが、友達だったフランス人のおかげで運良く仕事が見つかり,ダブリンに居座ることに。

CIMA(英国勅許公認管理会計士)休学中(というか断念)。現在はイタリア就職を夢見てダブリンでイタリア語勉強中。アイルランド人の親友であるAちゃんが相続したNorthsideのお家に野良猫一家(母、娘&息子猫)とともに居候中です。

Press&Mediaの方はt.kylieroi40s@gmail.comへお問い合わせ願います。それ以外の方のメールのご使用は固くお断り致します。

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