アウトレージ!そしてボイコット

Disgrace.

月曜早々すみませんが、もうはっきり言ってこの一言しか出てきませんでした、昨日の夜。何がDisgraceなのか。

去年、写真右の女性がハネムーン先のモーリシャスで去年の1月に殺害された件に関したある記事を読んでむかついたから。

MICHAELA 1 殺されたMichaela McAreaveyさん。左は旦那さんのジョンさん。

アイルランドでは(イギリスでも)当時(今も)大きく報道されたのでご存知でしょうが、お住まいでない方のために簡単に説明させていただきます。

ミケラさん、写真左の男性、Johnさんと結婚、ハネムーン先のモーリシャスのホテル(Legends Hotel、5スターホテル)に宿泊。

ホテル内で(プールサイドでしょうか?ちょっと覚えてません)紅茶を頼んだそうですが、ビスケットが食べたいと部屋に取りに行ったミケラさん。

しかし待てど戻ってこず。。。ジョンさんが部屋に戻ったら、ミケラさんがバスタブの中で殺されているのを発見するわけです。バスタブの水は流れたままだったそうな。首を絞められて殺されたそうです。


ミケラさん、北アイルランドのCo. Tyrone(ティロン県)出身。先生をしてらしたそうなんですが、この方有名なんですね。なぜかというと、彼女のお父様がとても有名な方だから。

MICHAELA 3 GAAのマネージャー、Mickey Harte。

ミッキー氏はGAAの歴史の中でもっとも成功しているマネージャーだそう。彼女もよく試合の時には顔を出していたのでGAA界では彼女はお父様同様有名だったようですね。Rose of Treleeも出ていらっしゃったそうですし、テレビでインタービューに答えたりしてました。

彼女は他に兄3人の兄弟がいるそうですが、女の子は彼女だけなため、ミッキー氏、えらくかわいがっていたようですね。


という事件なのですが、容疑者が二人捕まったんですわ、この事件。

MICHAELA 2 この二人。

しかし裁判中、実は殺してもいないのに捕まえられて、暴力を警察から振るわれ、無理やり自供させられた事が判明。ようは冤罪ですわ。

そのため、結局彼らは判決で無罪を勝ち取り自由の身。まあ、やってもないことをで罪を償うのはおかしいですものね。

でも、残された家族にしてみれば。。。無念で仕方が無いですよ。殺されたミケラさんが浮かばれませんもの。でもやっても無い人に罪を着せるのもおかしい。複雑ですよね、気持ちは。

しかし、この件でモーリシャスの警察のずさんさにスポットライトが当たりましたよね。つまり、殺人現場、ちゃんと調べてなかったって話ですよ。冤罪も平気だし。

しかも夫のジョンさん、泣いていたら、警察に「何で泣くんだ?君は若いから次の奥さんが見つかるじゃないか」って言われたし、彼も手錠をかけられて5時間ベンチに座らされたらしい。


そして昨日、モーリシャスの新しく出来たタブロイド紙、Sunday Timesが殺害現場の写真を搭載。12枚あり、モノクロの写真だったそうですが、ミケラさんの遺体が載っているものだったそうな。

しかもヘッドラインが、

Exclusive


と書かれてたらしいんですよ。もうこれ読んで私一人でぶち切れでしたわ。こういう非人道的なの大嫌いなんです。

例えばシリアの市民戦争で殺された人とがテレビに映りますよね。新聞にも出てたりする。私、あれもあんまり好きじゃないんで出来れば載せてほしくない、といつも思うんです。でもある意味、こういうのを見せて現状を世界中に知らせないといけない、というジャーナリズムもわかるんです。

でもですな、この件に関して言えば、つい最近裁判の結果が出たばかり。しかも犯人まだ捕まってない。まだ終わってないも同然。それにこういう殺人現場の写真は警察が保管しておくものと違いますの???あかんでしょ、タブロイド紙にExclusiveなんて言って載せてお金もうけようとしたら。


もしこれが自分の身内や親しい友達だったら。。。と思うとぶち切れるんですよね。絶対いやですやん、こんなん世間一般にばら撒かれたら。自分の遺体だったとしてもいやよ。

モーリシャスの警察って超怪しいわ。。。どうせ賄賂もらって写真流したんやろ、といわれてます。



そして、政府も正式にモーリシャスにこの件について抗議することになっています。エンダ・ケニーがステートメントで、こういっていたそうです。

“The publication of these images represents an appalling invasion of privacy and is a gross affront to human dignity. There are issues of
fundamental human rights in question in relation to this deeply upsetting matter”

ENDA KENNY 17 今日は悪代官エンダとは呼びません。

ご家族のステートメントもニュースに出てましたのでご紹介させていただきます。

"As the families struggle to come with the result from the trial – this action by the newspaper is not only insensitive to their grief but marks another low in the treatment of John, the two families and the dignity of Michaela."



この事件後からモーリシャスに訪れるアイリッシュが減っているらしい。今回の写真流出事件でもっと減りますよ。アイリッシュだけでなくイギリスからも訪れる人がかなり減ったらしいしね。


実は裁判で無罪の判決がでた時点でモーリシャスに行くのをボイコットしよう!と言っていた連中がいたんですね。私はそれはちょっと行き過ぎと思ってましたけど、今回のこの事件で

ボイコットもありかな

とちっと思いましたね。皆さんどう思われるかわかりませんけど、写真流出事件はOutrage・Disgraceとしか言いようが無いと私は思う。

この件、解決してませんから、イギリスとフランスのスペシャリストが派遣されて事件を調査するってうわさも聞きました。そうなったほうがいいかもと思います。向こうの警察、信用できませんもんね。


観光が最大の収入源らしいモーリシャス。今回の件で実は自分たち自身で自分達の顔に泥を塗ってしまったのでは?自分達の国の観光に思い切り打撃を与えてしまったのではないかと思う。。。


ミケラさん、RIP。。。


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No title

朝日新聞の記者がとても興味深い論説を載せてました
随分前の記事ですが内容を大体書きます

「遺体(死体)写真を新聞に載せない事はジャーナリズムとして正しい事なのか、と自問していました。
日本の場合、規制はないけれど暗黙の了解として死体写真は載せないという不文律がある」
確かにそうですね
そして、外国でテレビを見ると結構無残な死体が平気で写されていたりする
「遺族の感情を慮ればいたたまれない事は確かだが、時に抑止力であったり、犯罪への正しい認識と正義感を持つ事の大切さの喚起等々・・
事実を伝える事がジャーナリズムであり国民をもっと信用し、審判を読者にゆだねてもいいのではないか」
という内容でした

確かに自分の親しい人だったらその時自分がどんな判断ができるかはわかりませんが、むごたらしさをしっかり正面から見ることで抑止に繋がる事もあるかもしれません
難しい問題ですね

それにしてもこんなひどい事件があったなんて
知りませんでした
ええ モーリシャス行く気がうせました。
犯罪者を取り締まれないような国には行ってはいけない、と
強く思います
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ティファニーカイリー

Author:ティファニーカイリー
人口1万人、サルやイノシシ、野良犬がうろついているような日本の田舎町から6年半勤めた地元金融機関を辞め、両親と愛犬とむ(2012年1月23日他界)を置き去りに、英語の勉強+大ファンのU2に会うべく、アイルランドはダブリンに到着したのは1999年9月25日。

語学学校へ9ヶ月、コンピーター学校へ2ヶ月通うも仕事が見つからず帰国。

仕事したさにダブリンに2か月だけ舞い戻ったつもりが、友達だったフランス人のおかげで運良く仕事が見つかり,ダブリンに居座ることに。

CIMA(英国勅許公認管理会計士)休学中(というか断念)。現在はイタリア就職を夢見てダブリンでイタリア語勉強中。アイルランド人の親友であるAちゃんが相続したNorthsideのお家に野良猫一家(母、娘&息子猫)とともに居候中です。

Press&Mediaの方はt.kylieroi40s@gmail.comへお問い合わせ願います。それ以外の方のメールのご使用は固くお断り致します。

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