アイルランド、おかしな最後の審判

クリスマス前、12月22日。

Aちゃん、Aちゃんのお母さんBさん、そしてイタリア人のG君がBさんのお気に入りのイタリアン(ブログでもご紹介しました)、Wallace's Tavernaでランチをしているというので買い物の帰りにちらりと覗きにいった。

WALLACE 4 ここのピザ、かなりうまいです。http://www.wallacewinebars.ie/taverna.html 

店内に入るとBさんが、オーナーで政治家のウォレスがいるわよ!と教えてくれた。

WALLACE 5 この人、いたいた!

それをきっかけにBさんが政治家の話をし出したと思ったら、怒り出してしまった(大汗)。この国の政治が悪い、悪いやつが罪にとわれず、のうのうと生きてるのはおかしいと言うのだ。その例としてBさんはこんなんことを言っていた。

「なぜガーリック・マンが6年も刑務所に行かないといけないのに、強姦者が刑務所に行かなくていいのか?」

こんなことがあったのです。。。

ガーリック・マンというのはPaul Begley、47歳。フルーツ&ベジタブルの会社を経営するポール氏、にんにくを1000トン中国から輸入する際、レベルに「りんご」と書いて税金約1.6Million Euroを逃れようとした罪に問われた男性のことである。

GARLIC 1 見つかっちゃいました。

判決が下りなんと6年の刑務所行き。税金逃れなどの罪って重いらしいんですけど、最高で5年の刑らしいんですが、今回のポール氏の6年は行き過ぎ、Harshだと国民は言っていたようだ。

しかし、おとといですか?ポール氏の控訴が認められて刑期の見直しがされることが決まり、家族が喜んでいるそうな。


それに引き換え、強姦者やわいせつ行為者。Bさんの話では若い女性を後から襲い、強姦したサラリーマン。この男はほとんど罪に問われることもなく、数ヶ月だけの刑務所行き。しかも裁判官が「彼は一生懸命働いていた、いい人だったから」とか何とか付け加えたらしいのである。


つまりだ。Bさんいわく、ガーリックマンは誰も殺してないのに6年も刑務所に入れられるのに、女性をとんでもない目に合わせた強姦者は刑期が少なく、すぐ出てくるのは間違っているというのだ。

同感だ。

しかし、強姦者やわいせつ行為者に下る判決が軽いことはアイルランドではよくあることだということがわかった事件が今週あったのです。


アイルランドにお住まいの人は皆さんご存知であろう。。。

FIONA 2 Fiona Doyle(フィオナ・ドイル)さん。

この女性、実の父親に10年間もレイプされていたそうです。それも小さいとき。親父というのがこいつだ。

FIONA 1 Evil Ba**ard! Patrick O’Brien。72歳。

うわさではどうも母親も自分の旦那がやってることを知っていたらしい。そしてフィオナさんをかばうこともなく"Father's Whore"と彼女ののことを呼んでたとどこかの記事に書いてあった。


フィオナさんは勇気を持って父親を訴えたわけです。しかし、月曜日に実の父親に下った判決が、12年の刑の有罪判決。

しかし!

裁判官が最後の9年は中断、控訴保留で保釈という判決を下したのです!おもいきりこのEvel親父は現在

Walk free.


FIONA 4 フィオナさんが浮かばれない。。。

フィオナさんが愕然として出た裁判所の戸を使い、自由の身となって出たEvil親父。皮肉ではないか。


この記事を朝バス停で読んで、私は腰が抜けそうと同時に怒りがこみ上げましたね。

何でこんなやつがすぐ保釈なん????

うちの父親ならこう言うだろう。

そんなあほなことがあるかい!!!

そして現在アイルランド国民はこの判決に大激怒しております。この判決を下した裁判官がこの人!

FIONA 3 ネットより。もう書かれてるわ。 過去に何度も軽い刑を言い渡しているそうな。

なぜ刑が軽減されたかというと、裁判官がこのEvil親父は年だし、健康を考慮したからだそうだ。しかし、刑務所でも治療が受けれる。それなのに健康上の理由での保釈は絶対におかしい。

それに年で健康上問題あったら、ひどい罪を犯しててもちょっと許してもらえるのか?ということになる。私の意見ですが、罪を犯したものの健康状態なんて犯した罪と刑期には絶対関係があってはならないと思うのだ。


そして火曜日、国会の質問会でも取り上げられてた。悪代官エンダは、この件がきっかけで被害に合った女性が訴えるのを躊躇しないでほしいとかなんとか言っていた。

FIONA 5 国会では一度下った判決については何も口出しできないとか。


今回の事件で思った。。。この国って変体プリーストがいてかなり問題になってる。小さい子供達(男女)が強姦されたり、わいせつ行為を受けたり。。。

それを教会側が隠してたし、国もなかなかそれに対して動かなかった。なんかこの国って、強姦者はわいせつ行為者をかばう癖がついてる?とおもうのだ。


アメリカとかだと100年の刑とかありますよね?処刑される国もある。アイルランドはあまりにも強姦者やわいせつ行為者に甘いとしかいえない。


国民は現在刑の言い渡しシステムを見直すべきだと言っている。同感だ。もし私がレイプされ、犯人もわかり、訴えようとしたところで裁判沙汰にしてもどうせ犯人はすぐ出てくるからしょうがない、泣き寝入りしないといけなくなる可能性大。

それに犯人がすぐ保釈されてしまえば、堂々と町を歩ける。そして下手したら仕返しにまた同じやつにレイプされるんじゃないかって不安になるわよ、私。そういえば、犯人がすぐに保釈されておびえてた女性がテレビに映ってたな。。。(その後保釈取り消し)


現在このEvil親父の保釈は取り消しになったようです。裁判所の刑期の見直しもされているらしい。そんなん、


あたりまえやわ。


悪代官エンダがフィオナさんに近く会う用意ができてることを言ってましたね。まああったところで何もできないというのはあるけど。。。

FIONA 6 それはいいことです。


フィオナさんのサポートと刑期システムの見直しのためのプロテストが町で行なわれる週末。

アイルランド人って人のことだけど、自分のことのように思い、すぐ行動する人がたくさんいて素敵だな、と思う。


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No title

この裁判官、d**khead!! インドでも軽く扱われるこの問題。女性として怒りしかないです。evil親父の保釈取り消しは当たり前ですね。きちんと裁かれる事を祈ります。

O'Dwyerさんへ

本当ですよ。インド同様、女性がなんだか軽視されてませんか?って思いますよ。結局Evil親父は現在刑務所に入っております!フィオナさん喜んでたし、住民のサポートにもかなり感謝してみえました。
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ティファニーカイリー

Author:ティファニーカイリー
人口1万人、サルやイノシシ、野良犬がうろついているような日本の田舎町から6年半勤めた地元金融機関を辞め、両親と愛犬とむ(2012年1月23日他界)を置き去りに、英語の勉強+大ファンのU2に会うべく、アイルランドはダブリンに到着したのは1999年9月25日。

語学学校へ9ヶ月、コンピーター学校へ2ヶ月通うも仕事が見つからず帰国。

仕事したさにダブリンに2か月だけ舞い戻ったつもりが、友達だったフランス人のおかげで運良く仕事が見つかり,ダブリンに居座ることに。

CIMA(英国勅許公認管理会計士)休学中(というか断念)。現在はイタリア就職を夢見てダブリンでイタリア語勉強中。アイルランド人の親友であるAちゃんが相続したNorthsideのお家に野良猫一家(母、娘&息子猫)とともに居候中です。

Press&Mediaの方はt.kylieroi40s@gmail.comへお問い合わせ願います。それ以外の方のメールのご使用は固くお断り致します。

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