物議を醸すアイルランドのとある広告

日曜日にちょっと問題になった広告があります。

Irish Examinerという新聞会社がありまして、

NEWS PAPER 1 こういう新聞出してます。

ここがこういうビルボード広告を出し、貼り付けたため問題に。

POSTER 3 ???

写真ではよく見えませんが、左上に、「Just how safe is Limerick?」と書かれ、黄色いテープ(よく事件現場に張られるやつ)には、「Crime scene do not cross」と、Limerick(リムリック)のKing John’s Castleの風景とシャノン川を背景に書かれています。

ちなみにリムリックはここです。

MAP.gif 私は車で素通りしかしたことがありませんが。


この広告をリムリックの町のビルボードに張ったため、これを見たリムリック住民が激怒!!!


その後すぐに何者かによって剥がされました。

POSTER 2 住人がやったであろう。 


怒るのも無理はない。この広告、一瞬見たら、リムリックは安全じゃない、治安が悪いとすぐ取ってしまいますよ。

もう一つリムリックが怒ったのには理由がある。


アイルランドにいる方ならご存知であろう。リムリックは別名「Stab City」と昔から呼ばれている。

つまり、リムリックで刃物で刺されることが多かったことからこんな名前が付いたそうだ。

そのため、アイルランドの中でもイメージ的にはいまいちな町ではある。

しかし、リムリックには犯罪に全くかかわったことがない、いい人たちもたくさんいる。それにこの町で大学に行ったり、英語を習いに来る学生さんたちも多い。日本からたくさん行ってますよね?いいところって聞いたけど。

ダメ押しのように治安が悪いイメージをこんな広告で堂々と出されれば住民が怒るのも無理はない。


この広告でIrish Examinerに集中攻撃されたと思い激怒したリムリック住民。


しかし!


実はリムリックだけではなかった。


POSTER 1 ほかの町も同じ。

Munster(マンスター)地方の町もリムリックと同じように広告になっているのである。

MAP 2 左下がマンスター地方。


ちなみに広告左上からコーク、ウォーターフォード、リムリック、ティッポラリー、ケリーに最後はクレアだ。


なぜIrish Examinerがこんな広告を出したかというと、今月13日に出されるスペシャル・クライム・イン・アイルランドのレポートのプロモーションのためだそうだ。


The Gathering2013で国が一生懸命盛り上げようとしてるのに、こんな広告を出してしまったらそれに思い切り水を差してると思うけど?しかもマンスター地方は観光客も多いし。


それにはっきり言わせてもらえばダブリンだってかなりの犯罪が起きてますよ。今朝の新聞にティーンエイジャー・ScumbagsがDartのなかで暴れて、乗客が殴られ怪我したって載ってたし。ダブリンをStab Cityと呼ぶ人もいるしさ。

リムリックだけが治安が悪いわけでもなければ、マンスター地方だけが悪いわけでもない。犯罪はアイルランド中どこでもある。


思うにこの広告、

ちょっとやり過ぎと違う?


マンスター地方を広告にしたのはこの新聞社の本社がコークだから?出されるレポートがマンスター地方のことだけだから?でもやるならアイルランド中の都市を取り上げてもよかったんとちがうやろうか。

何か中途半端にOffensiveじゃないかい?


物議を醸す広告を出したIrish Examiner。

彼らはそれを狙っていたはず。そして何としても新聞を売ろうとしてるのであろう。そうすればニュースを見て

13日のIrish Examiner買おう

と思う人もたくさん出てくるはずだし。年々売り上げが落ちてるらしいからね、この新聞。


ポチっとクリックお願いします!


にほんブログ村 海外生活ブログ アイルランド情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
スポンサーサイト

comment

管理者にだけ表示を許可する

No title

炎上商法やね

たらさんへ

危険ですよね。
Profile

ティファニーカイリー

Author:ティファニーカイリー
人口1万人、サルやイノシシ、野良犬がうろついているような日本の田舎町から6年半勤めた地元金融機関を辞め、両親と愛犬とむ(2012年1月23日他界)を置き去りに、英語の勉強+大ファンのU2に会うべく、アイルランドはダブリンに到着したのは1999年9月25日。

語学学校へ9ヶ月、コンピーター学校へ2ヶ月通うも仕事が見つからず帰国。

仕事したさにダブリンに2か月だけ舞い戻ったつもりが、友達だったフランス人のおかげで運良く仕事が見つかり,ダブリンに居座ることに。

CIMA(英国勅許公認管理会計士)休学中(というか断念)。現在はイタリア就職を夢見てダブリンでイタリア語勉強中。アイルランド人の親友であるAちゃんが相続したNorthsideのお家に野良猫一家(母、娘&息子猫)とともに居候中です。

Press&Mediaの方はt.kylieroi40s@gmail.comへお問い合わせ願います。それ以外の方のメールのご使用は固くお断り致します。

Latest journals
Latest comments
Latest trackbacks
Monthly archive
Category
FC2 Counter
Search form
Display RSS link.
Link
Friend request form

Want to be friends with this user.